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OTAKARA FACTORY

2019.7.27 お宝ファクトリー! 西野精器製作所 野信弘社長に聞く!


西野精器製作所(茨城県ひたちなか市)は、機械加工、板金・プレス加工、精密微細加工の3つの事業を柱に、300社を越える幅広い業界の大小さまざまな難易度の高い精密加工製品を一手に製造し、着実に業績を伸ばしている。

同社の最大の特徴は“総合力”“スピード”“保有設備”“検査・品質保証”“提案力”の5つ。
現有設備で対応可能な微細板金からバレーボールサイズの切削加工まで、精密加工であれば業種に拘ることなく何でも製造する。

「モノづくりのきっかけは、ビデオ製品」。

同社の製造拠点がある茨城県ひたちなか市は、世界に名の知れた超大手総合エレクトロニクスメーカーの目と鼻の先。
親会社やグループ企業から次々に開発される先端商品も然ることながら、加工製品の要求精度はいずれも厳しく、ここで鍛え上げられた板金・機械加工技術が今日の同社のモノづくりの原動力になっている。

「板金はモーター、医療器、コネクター、通信機器などいろいろ。加工品が何に使用されるのかもわからない」。

「板金は大きいものは不得意だが、500×500㎜、板厚3㎜以下なら0.05㎜まで何でも受けている」。

ある程度の大きさ、板厚になると競合も多く、競争力も失われやすい。
むしろ板金と機械加工で長年鍛えた精密微細加工に特化した方が同社にとってもメリットは大きい。

同社はスマートフォンやタブレット端末の中に組込まれる微細部品を得意とする。

エレクトロニクス・半導体・通信機器といった先端製品は開発競争だけでなく、景気の浮き沈みも激しい業界。

「バブル・リーマン・半導体不況など何度も経験してきた。
一番きつかったのはバブル崩壊。良い勉強になった」。

限られた取引先に加え、ビデオ自体が斜陽化し、経験したことのない悲壮感に襲われたという。
バブル崩壊から方向転換を余儀なくされた同社は、自助努力で徐々に取引先を開拓した。
それが今では、直近で4~6月に若干受注が落ちただけ。売上的には約5%の減少とか。
バブル崩壊で学んだ教訓が早めの受注活動で、同社の落ち込みを最小限に留めている。

同社は、1985年に三菱電機のCO2レーザ加工機の初号機を導入。
さらに3年後に追加し、その後も計画的に更新し、2009年にはトルンプ製CO2パンチ・レーザ複合機、村田機械製ファバーレーザ加工機、加えて澁谷工業製ファイバーレーザ加工機と次々に導入し、幅広い板金製品づくりに活用している。

「フイバーレーザは高反射材の加工で導入した。
当時三菱はファイバーレーザが無かった。
三菱を除いた他メーカーでいろいろ見比べ、最終的に切断品質が一番良かった村田機械のファイバーレーザを導入した」。

そのほか同社は、渋谷工業の微細ファイバーレーザも導入している。

「澁谷のファバーレーザで高反射材の銅やアルミを加工する。
0.15㎜の穴径が加工でき、小さなコネクタ部品の穴加工に活用している」。

同社は2台のファイバーレーザを板厚によって使い分けている。

「澁谷のファイバーレーザは当社が加工する薄くて小さな精密微細ワークも高品質でキレイに切断できる。
コンパクトで、温度管理を行う加工室で精密微細加工に使用している」。

同社はメーカーを問わず、切断品質の一番良いもの、作業者が使いやすい設備を購入する。
これは他の設備も全て同様。

「マシニングや旋盤はマザックが多い。それは操作が対話式で作業者が使いやすいから」。

敷地内に分散した加工現場には夥しいほどの最新設備が設置されていた。

同社は他社で加工が困難なワークや、急ぎのワークなど、加工企業が受けたがらない高度な技術を要する製品を専門に受注する。
西野社長は次の半導体・エレクトロニクス・通信機器等の好景気到来を予測し、現在、新工場を近くに建設している。
竣工は2020年5月を予定。
完成した暁には現在のおよそ5倍になる。
新工場は空調室を拡大し、より精密な微細加工に挑戦するほか、機械と板金加工をライン化し、生産効率も高めていく。
西野精器製製作所の更なる高みを目ざしたチャレンジは、これからが本番だ。

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