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2019.9.13 三菱重工工作機械がEMO Hannover 2019に出展、欧州市場の販売活動強化!


三菱重工グループの三菱重工工作機械は、加工が難しい内歯車の高速・高精度研削加工や指向性エネルギー堆積法と言われ、熱エネルギーの集中を利用して材料を溶融する積層造形プロセスのデポジション方式を採用した金属3D(3次元)プリンタなど、同社グループ独自の工作機械関連技術・製品を欧州市場から世界市場にかけて販売活動を強化していく。
その一環として、9月16日からドイツ・ハノーバーで開催される「欧州国際工作機械見本市 2019」(EMO Hannover 2019)で、内歯車研削盤「ZI20A」を初展示するほか、スーパースカイビング盤「MSS300」を映像で紹介。さらに金属3Dプリンタでは、造形の最適化をはかる2つの独自技術に加え、新たにAIを活用した技術を欧州市場向け提案する。

同社が展示とする内歯車研削盤「ZI20A」、スーパースカイビング盤「MSS300」と切削工具、および金属3Dプリンタ「LAMDA」は、いずれも変化する製造ニーズに呼応した最新ソリューション。EV(電気自動車)用ギアードモーター等の普及に伴う多彩な高精度内歯加工需要の増大や、造形速度の高まり、ならびに使用可能な素材の広がりなどの面で実用化が進展すると製造革命につながるといわれる金属3Dプリンタ市場の拡大を背景に、これらの製品をアピールしていく。

「ZI20A」は、内歯車加工専用の画期的な高能率研削盤として2009年発売以来、自動車の量産に耐え得る生産性と高精度を両立できる工法として、トランスミッション用ギアの加工に採用されている。
また、ピニオンカッターなどの回転工具を歯車材などの加工対象物に対して軸交差角度を与えて取り付け、両者を同期回転させて切削するスカイビング加工にも技術を応用し、スーパースカイビングシステムを実用化した。
映像およびパネル展示で紹介する「MSS300」は2016年に発売し、独自開発の「スーパースカイビングカッタ」を用いることで、圧倒的な工具寿命と高い生産性および加工精度を実現。従来のスカイビング加工が抱えていた技術的課題を解消した。

内歯車研削技術とスーパースカイビング技術は、歯車加工技術の権威であるアーヘン工科大学とも連携し、さらに進化を続けている技術で、9月19日にはミュンヘンで開催されるギアインターナショナルカンファレンスに登壇し、アーヘン工科大学との共同研究で得られた成果発表を予定している。

さらに「LAMDA」は、ノズルからパウダーを連続的に噴射し、レーザーを照射して溶融・凝固させるデポジション方式により、金属粉末を敷き詰めて造形する方式(パウダーべッド方式)に比べ約10倍造形速度が速く、必要量の金属粉末を吹き付けながら造形するため、パウダーベッド方式では実用化が難しい大型造形もできる。
EMOでは、AM(Additive Manufacturing:付加製造法=※)の実用化進展への寄与を念頭に開発されたMVP(Minimum Viable Product)版の「LAMDA」の紹介するほか、併せて、期間中9月19日には展示会における金属3Dプリンタのセミナーに登壇し、大掛かりなチャンバーなしでも造形中の金属酸化を防止するローカルシールド機能、および溶融状態をリアルタイムで監視して造形条件の最適化がはかれるモニタリングフィードバック機能、さらにAIを利用した造形状態を監視する技術を披露する。
これらは、いずれも世界初の新技術となっている。

三菱重工工作機械は、内歯車加工システムにおける先端的な技術や幅広い製品ラインアップ、ソリューション技術の提案で世界展開を加速していくほか、また、金属3Dプリンティングでは、ものづくりの領域を新たなアプローチで押し広げていく。

※付加製造法は、3Dプリンターによる積層造形などに代表される新しい3次元造形技術。金型や鋳型を使う鍛造や鋳造、もしくは押し出し成形、塊から削り出す切削などでは困難だった造形領域を切れ拓く技術として期待されている。


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