C&Gシステムズ（社長：塩田聖一氏）は、金型・部品製造向け工程管理システム、AIQ(アイク)の最新版｢V13.1｣を2020年7月6日からリリースする。
最新版は、多くの中小製造業において経営の圧迫要因となる過剰在庫の適正化を支援することを目的に、「在庫管理オプション」のモジュール
を新設。 同モジュールを導入することでユーザーは購入部材を入出庫登録して在庫を一元管理することが可能となり、在庫調整や棚卸の機能を利用することで品目別の適正在庫を把握することができる。
これまで表計算ソフト等で属人化されていた入出庫の業務をシステム化し、非効率な購買や過剰な在庫を抑制することで、生産効率を高めることができる。

また、受注情報をベースに、計画/実績/進捗/状態/集計をトータル管理する「実績管理」では、請求書の発行処理や入金のチェックなど、検収後の事務手続きや取引状況の把握を効率化する「入金管理機能」を新たに搭載した。
これら機能は、大規模投資が難しい中小製造業での導入を容易にするため、簡易版としてパッケージ化し、企業に合わせた独自のカスタマイズにも対応する。

さらに、「機械稼働状況モニタリング機能」を採用し、機械の稼働情報を収集し、行灯（稼働モニター）やガントチャー
トで表示できるようにしたことで、生産現場に大型ディスプレイ等を設置して各種機械の稼働状況をタイムリーに共有できるなど、工場の作業環境をよりスマートに改善できる。

この他にも、操作性の改善やスケジューリング機能の強化、実績収集機能の強化・拡張など26項目の最新機能を開発、搭載した。

☆製品価格は次の通り
ＡＩＱ（計画管理+実績管理)　3,800,000 円
ＡＩＱ（計画管理のみ）　　 　2,300,000 円
ＡＩＱ（実績管理のみ）　　　 2,000,000 円
ＡＩＱ（在庫管理オプション） 　500,000 円
※価格は税別、保守料別、サーバー・クライアント構成により変動