ニクニは、コンパクト、高揚程で装置設計の自由度を実現可能なテンレス製汎用渦流マグネットポンプ「GNlMシリーズ」を発売した。

同ポンプは、モータとの空間を完全に分断した独自のマグネットカップリング構造を採用。液が流れる空間が本体、カバー、コンティメントシェルで囲われたモータと完全に分断。液を送り出すための羽根車(インペラー)は、インナーマグネットとシャフトで連結され液中に入っている。

また、動力を伝えるモータの輪には円筒形のアウターマグネットが付いており、コンティメントシェル越しに磁力でインナーマグネットと歯車を回転させることで、分断状態を保ったまま液を送り出すことができる。

さらに構成部品および組立構造をシンプル化したことで、信頼性の高いクォリティならびに低コストを実現。
しかも、コンパクト設計により、従来サイズに比べおよそ15％のダウンサイジングを図ったほか、吸い込み口、吐出口の角度が選択可能なため、限られたスペースでの取り回しが簡単に行える。

このほか、吸込口から入った液はポンプ内壁に沿って旋回し、繰り返し加圧されるため、一段の羽根車で高圧力を得ることができる。
しかも逆回転も可能なため、ポンプ内の逆洗浄なども簡単に行うことができる。

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