三菱マテリアル 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント：田中徹也氏)は、防振形ボーリングバー“ディンプルバーシリーズ”にクーラント穴付き鋼シャンクタイプを追加発売した。

防振形ボーリングバー“ディンプルバーシリーズ”は、超硬シャンクタイプと鋼シャンクタイプを揃え、超硬シャンクタイプのみにクーラント穴を装備していた。
今回、スクリューオン式鋼シャンクタイプにクーラント穴付きを追加し、切削油材がシャンク内部を通るクーラント穴から刃先に供給することにより、スムーズに切りくずを排出し、切削熱を逃がす効果を発揮する。

近年、内部クーラントを搭載する工作機械が増えており、これらの加工に対応するための内部クーラントを装備した切削工具が求められている。同社は市場の要求に応え、鋼シャンクタイプにクーラント穴付きを追加した。

防振形ボーリングバー“ディンプルバーシリーズ”クーラント穴付き鋼シャンクタイプの最大の特長は、内部クーラント穴を持ち、内部給油方式の設備を使うことで刃先に直接切削油剤を供給する。これにより、切りくずをスムーズに排出し、切削熱を逃がすことができる。

また、鋼シャンクを使用することで超硬シャンクタイプよりも経済性に優れている。
“ディンプルバーシリーズ”クーラント穴付き鋼シャンクタイプは、72アイテム。

■標準価格(代表型番)
FSCLP1210R-08A 15,300円（税込み価格　 16,830円）
FSTUP1816L-11A 17,000円（税込み価格　 18,700円）
FSDQC2016R-07A 23,100円（税込み価格　 25,410円）