ケナメタル
HPR超硬ソリッドドリル発売!
ケナメタルは、超硬ソリッドドリルに鋳鉄ワーク材の高性能ドリル加工が可能な次世代型高性能「HPR」ドリルを追加した。
HPRドリルは、最大8×Dの高速・高フィードドリル加工向けに設計。ISO-Kの被削材に対し、加工穴の優れた真直度を実現する。

同ドリルは特許取得済みポイントシンニング、特殊な溝、143度の先端角により比類なきセルフセンタリング機能を発揮。
スラストを抑え、最大フィード量でもドリルの動作を真っすぐに維持するほか、クロスホールや傾斜した出口のドリル加工では、4つのマージンランドが高い安定性を実現する。
特許取得済みコーナーRにより、工具寿命が大幅に向上し、品質の高い加工穴が得られるほか、加工穴の出口付近でのワーク材の欠損を効果的に防ぎながら、加工穴のIT9からIT10の公差範囲に対応する。
φ3.0からφ20.0㎜、最大長さ8×Dを取り揃えている。

■HPRドリル特長
(1)加工穴の真直度を最大化する低スラストドリル先端設計。
独自のAlTiN/AlTiSiN多層コーティングにより、ねずみ鋳鉄、ダクタイル鋳鉄、CGI、ADI、GGGのドリル加工のネックになっていた極度の摩耗や高温負荷に耐久性を発揮する。

(2)超高品質研磨が施されたフルートと幅広なフルート断面
効率的な切り屑排出を促し、熱とそれに起因する熱衝撃を抑える。

(3)標準のスルークーラントが付属
インターフェイスはDINの6535と69090-03のMQL(最小クーラント量)。
湿式や乾式加工条件でも、優れた性能を発揮。






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