スギノマシンは、10月14日(水)～11月13日(金)、「表面改質展2020 ONLINE」および「2020洗浄総合展 ONLINE」を開催している。
参加は無料、事前登録制。

「表面改質展2020 ONLINE」では、CWJP(キャビテーションウォータージェットピーニング)技術を公開。
同技術は、金属部品の疲労強度、疲労寿命を向上させる加工技術で、特殊なキャビテーション(気泡)促進ノズルから、高圧水を高速で水中に噴射することでキャビテーションが発生し、ワーク付近で気泡が崩壊する際のＧＰａ(ギガパスカル)クラスの衝撃力で、ピーニング効果が得られる。
疲労強度が向上するほか、長寿命化を実現。　
加工方法がクリーンで、靭性を変化させない等のメリットがあり、自動車用部品（エンジン、ミッション、足回り)、航空機用部品(エンジン、翼)、刃具、金型など広範な金属部品への適用が期待されている。

一方、「洗浄総合展2020 ONLINE」では、高圧洗浄機や切削油・洗浄液化ユニットなど多数の装置を出展。
CNCタレット形水中洗浄・乾燥マシン「JCC421 UT」は、水中洗浄と乾燥を一台のマシンに集約し、サイクルタイム短縮を可能にする。
また、新製品の自動搬送付インライン洗浄・乾燥機「JCC701 ROBO」は、自社製ロボットを搭載し、洗浄・搬送の工程集約に貢献する。
さらに、新製品の液中微細コンタミ・油分除去ユニット「JCC-HM」は、切削液・洗浄液を浄化して廃油コストの大幅削減に寄与する。

このほか、スギノポンプ専用無線操作タブレットはじめ、軽量型・洗浄はくり用アタッチメント「アクアセルロータⅣ」、
軽量型・洗浄はくり用アタッチメント「入隅用ハイロータリーガン」、単管パイプ取付式簡易洗浄・はつり装置、ウォータージェット用作業安全保護具「ジェットアーマー」など、はくり・はつり装置、超高圧水圧縮ポンプ、関連製品を紹介する。

■詳細・事前登録はHP参照。　http://www.sugino.com/