パンチ工業
スクラップリムーバー発売!
パンチ工業は、振動によりスクラップ(製品の切り抜き等)を搬送するスクラップリムーバー「BRE50ー125」を発売した。

BRE50ー125は、往復時の速度を変えて材料を搬送する仕組みのため、高い方(max2°)搬送することができる。
スピードコントローラを外部に設置できるため、狭い場所でもスピード調整が容易に行える。

また、ベルトコンベアのようにAC電源やベルト破断の心配がないほか、エアシリンダのような電磁弁などの配線が不要。
リニアブシュによるガイド方式のため偏心荷重に強く、スムーズな動きを実現する。

175×125×27㎜とコンパクト設計。最大可搬重量50kg。
エア消費量が減少したほか、不均一な重量のワーク搬送ほか、傾斜でも搬送可能。
低コストでメンテナンス頻度が少なく、ロングライフを実現。
コンベア等との置き換えが簡単で、高い拡張性を備えている。

使用方法は、圧縮空気(0.3~0.6MPa)をスクラップリムーバーのエア継手に 接続することでテーブルが振動を開始する。
配管チューブは外径6㎜、 内径4㎜を使用。(※排出側はφ4のチューブになっている)。
また、スピードコントローラのねじを調節し、適正なスピードのところでナットを固定する。
スクラップの搬送を容易にするには、スクラップシュータの傾きθを変えるか、スクラップリムーバーと固定ベースの間にプレートかワッシャを挿入しスクラップリムーバーを傾ける。スクラップシュータの取り付けは上面で皿ボルトで取り付けるか、側面のタップ穴にL形アングルを取り付けスクラップシュータを溶接。スクラップの重量が重い場合には、スクラップがスクラップシュータ上で一様に分布させるようにする。


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