マキタは、2022年3月31日をもって、エンジン製品の生産を終了すると発表した。

同社は、人の暮らしと住まい作りに役立つ工具(充電式を中心とした電動工具・園芸用機器、エア工具など)のグローバルサプライヤーとして、園芸用機器分野を中心にエンジン刈払機、エンジンチェンソーなどのエンジン製品を多数販売してきた。
しかし、昨今の世界的な環境問題に対する意識の高まりや、利便性が高い充電式製品に対するニーズの拡大状況を踏まえ、近年は環境に優しく、より需要が高まると想定される充電式製品の開発・生産・販売の強化に取り組んでいる。

今後、さらにモータ技術やバッテリ充放電技術を活かした充電式製品の開発・生産・販売に経営資源を集中させ、電動工具、園芸用機器の充電化(脱エンジン・コードレス化)を加速させるため、このほどグループにおけるエンジン製品の生産を終了することとした。