日東工器は、長寿命かつ高機能な液体ダイアフラムポンプ「DPE-100BLC」及び「PDE-200BLC」を11月初旬に発売する。
同製品は、小型ブラシレスモータを採用。サイズは変わらず耐用時間が約10倍と長寿命化を実現した。

同ポンプで採用したモータは、駆動基盤を内蔵しているため機器への組み込み性に優れ、加えて流量を可変できるため、化学、医療、食品、水処理などの分析機器組み込み用、洗浄機や滅菌機用の液体搬送、工業用インクジェットプリンタのインク搬送など、さらに用途を拡大した。

また、ブラシレスモータ採用により、耐用時間が従来品に比べ約10倍(6,000時間)と大幅に向上。
小型でありながら100kPaまでの広い使用圧力を実現し、さらにコントロールができるよう制御機能を装備している。
制御信号はDC0～5Vの電圧可変もしくはパルス幅変調(PWM)の2通りが選択できる。

このほか、独自の脈動吸収機構を内蔵し、接続配管の振動を低減。
呼び水不要の自吸式で、気体が混入しても支障がないほか、各種液体に対応可能な3種類の素材を採用している。
最大流量は「DPE-100BLC」で100L/min、「PDE-200BLC」で200L/min。

■詳細は　https://www.nitto-kohki.co.jp/