スギノマシン
穴あけ・ねじ立てユニット
「SELFEEDER DUO」発売!
産業機械メーカーのスギノマシンは、小型・汎用ドリリング&タッピングユニット「SELFEEDER DUO(セルフィーダ デュオ)」を12月から日本、北米、欧州、アジアで発売する。
SELFEEDERは、製造・販売を続けて半世紀を経るロングセラー製品。今回、穴あけ・ねじ立て「専用機」向けに、汎用性を高めた新モデルを市場投入する。
新製品は、11月16日より開催される「JIMTOF2020 Online」に出品する。
小型・汎用ドリリング&タッピングユニット「SELFEEDER DUO」は、特定部品を効率良く大量生産する専用機向けユニットのベストセラー「SELFEEDER」シリーズの新商品。1台で穴あけ、ねじ立てが可能な汎用性が高いユニットは、専用機に汎用性を持たせ、大量生産と多品種対応を両立した。
近年、自動車や精密機械などの部品製造現場では、短期間で部品の設計変更に対応しやいマシニングセンタが求められている。
一方、一時的に数万単位で特定部品の大量生産が必要な場合には専用機が活用されている。
しかし、生産計画は景気や市場動向により表裏一体をはらみ、生産計画の変更を余儀なく強いられると専用機が遊休機になるケースも暫しあり、汎用性を有し、長期に利用可能な専用機が求められていた。
新開発の「SELFEEDER DUO」は、“専用機を汎用的に・・”をコンセプトに、汎用性が高く、専用機再構築の場合も再利用しやすい、穴あけ・ねじたてユニットになっている。
「SELFEEDER DUO」は、主軸・送り軸両方にサーボモータ搭載し、1台で穴あけ・ねじ立て加工を可能にする。
幅広い加工径やインチねじにも対応するほか、異電圧モータ取付け仕様は海外向けに対応するなど、汎用性を高めた仕様になっている。
また、サーボモータの組替えで加工能力を容易に変更できる。
主軸先端形状の組替えにより、工具やホルダ変更に柔軟に対応。
多軸ヘッド取付け仕様で更に生産性を向上させるなど、専用機の再構築でも再利用しやすい仕様となっている。
「SELFEEDER DUO」は金属部品、樹脂・木工部品等の精密穴あけ・ねじ立て加工において、極めて高い生産性と汎用性で多様な部品加工に貢献する。
☆「SELFEEDER DUO」の主な仕様
●主軸回転速度:Max.5,000min-1
●外観寸法:全長646㎜×幅136㎜×高さ213㎜
●本体質量35kg
■製品に関する問い合わせは、同社 滑川事業所 精密機器事業本部 精機生産事業部 精機技術部 応用開発課 TEL(076)475-5112まで。
■同社HP http://www.sugino.com/