三菱マテリアル
“PCD一体焼結形ソリッドエンドミル”
受注開始!
三菱マテリアル 加工事業カンパニーは、独自開発のPCD(多結晶焼結ダイヤモンド)素材を活用したソリッドエンドミルの受注を12月9日から受付を開始した。

PCD工具は、セラミック(SiC,Al3O2,ジルコニア)、MMC(金属基複合材料)、CFRP、アルミ合金(高Si含有)、グラファイト、銅合金など非鉄金属、非金属加工用に“直刃ろう付けタイプ”が実用化されている。しかし、従来のろう付けタイプの工具は、複雑形状を付与することが難しいため、性能面でも多くの制約があった。
三菱マテリアルが今回、独自に開発した“PCD一体焼結形ソリッドエンドミル”は、PCDと超硬ボディの一体焼結により、超硬ソリッドエンドミルと同様、自由度の高い刃立てが可能になり、各非鉄金属、非金属における「長寿命」と「高能率」な工具性能を飛躍的に向上した。

☆PCD一体焼結形ソリッドエンドミル(多結晶焼結ダイヤモンド)の主な特長。
(1)各種形状(スクエア、ラジアス、ボール)をラインナップ。
(2)2枚刃から超多刃、ねじれ角などの設計を用途に応じてフレキシブルに対応可能。

☆PCD一体焼結形ソリッドエンドミル
対応形状:スクエアエンドミル、ラジアスエンドミル、ボールエンドミル。
製作可能範囲:φ2~φ6。
発売開始時期:2020年12月9日。
価 格:都度見積もり。

※切削工具WEBサイト http://carbide.mmc.co.jp/

TOP