デンヨー
水素バリューチェーン推進協議会へ加盟!
デンヨーは、世界各国が推進する“脱炭素社会”に呼応し、水素バリューチェーン推進協議会への加盟を行うとともに、低炭素社会に向けた取り組みを企業ぐるみで推進することを宣言した。

世界各国で水素社会実現に向けた取り組みが加速する中、日本国内においてもCO2削減に向け、「水素の需要創出」、「技術革新によるコスト低減」、 「事業者に対する資金供給」といった課題を解決し水素社会の構築を加速させるため、2020年2月7日に水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)が発足した。

同社は、地球環境問題を経営の重要課題の一つと位置づけ、地球温暖化防止に向けたCO2排出量の削減や大気汚染防止のために、燃料電池をはじめとする水素社会への取り組みが有効であると判断、同協議会への参加を表明した。

デンヨーは、本年9月にトヨタ自動車と水素を使って発電する燃料電池電源車(FC 電源車)を共同開発し、実証運転を通じて実用化に向けた取り組みを進めている。
この取り組みは環境省のCO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業の採択を受けて実施し、地球環境問題を経営の重要課題の一つに位置づけて積極的な取り組みを進めている両社は、温暖化防止に向けたCO2排出量の削減や大気汚染防止のために、商用車・産業車両の燃料電池化が不可欠であると考慮し、災害発生時や屋外イベントなど様々な場面において、必要な時に必要な場所で大量の電力を供給することが可能な環境性能に優れたFC電源車を共同で開発した。

従来のディーゼル車に比べ、FC電源車は、動力源を燃料電池にすることにより環境負荷物質の排出がゼロになるほか、連続約72時間の給電や発電の際に生成される水のシャワーなどへの活用が可能など、地球環境に配慮した日本の技術力が世界中から注目されている。

デンヨーは、今後も企業の社会的責任として環境と調和した事業活動を積極的に推進し、移動式(可搬形)発電機のグローバルメーカーとして、燃料電池式製品の開発にも積極的に取り組んでいく。


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