三菱マテリアル
持分法適用関連会社の
異動(株式譲渡)中止!
三菱マテリアルは、2019年9月27日付で公示した同社持分法適用関連会社である株式会社コベルコマテリアル銅管について、同社が保有する株式の全てを、CTJホールディングス2株式会社へ譲渡することとし、準備を進めていたが、その後、新型コロナウィルス(COVID19)による影響など
で本譲渡の実行予定日を変更し現在に至ったが、このほど譲渡の実行を中止することを決定した。

三尾マテリアルは、日本産業パートナーズ株式会社と譲渡の実行に向け協議してきたが、新型コロナウィルスによる環境変化を受け、譲渡の基礎となった業績ならびに金融、経済その他の事業環境の見通しが不透明となり、譲渡の実行は難しいと判断した。

譲渡の実行は中止するが、株式会社コベルコマテリアル銅管と、CTJホールディングス2株式会社の子会社であるDaishin P&T株式会社との間で、銅管事業における協業を検討していく。具体的には、Daishin P&Tの尼崎工場の銅管事業の一部を、コベルコマテリアル銅管の秦野工場へ移管する 計画を進めていくほか、海外子会社に関する施策を含め、両社の競争力強化に繋がる施策を検討・実行していきたいと考えている。

なお、譲渡実行の中止に伴う連結業績に与える影響は軽微。

CTJホールディングス2株式会社は、2020年3月25日にCTJホールディングス2合同会社から組織変更された、日本産業パートナーズ株式会社が間接的にその持分の全てを保有する特別目的会社。譲渡実行の中止に伴い、2019年9月27日付で締結した、CTJホールディングス2株式会社及び株式会社神戸製鋼所との株式譲渡契約書については、解除する意向で合意している。



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