マツモト機械
WEBでレーザー・アークハイブリット溶接公開!
マツモト機械は、このほどWEB展示会で「レーザー・アークハイブリット溶接」と「Wobble(ビーム回転)溶接」を公開した。

「レーザー・アークハイブリット溶接」は、レーザー溶接の特長である、低入熱・高精度・高能率と、狙い位置やギャップに裕度があるアーク溶接を組み合わせ、レーザー溶接単体で必要になる継ぎ手精度の向上や、ポロシティおよび、割れなどの欠陥が生じやすいギャップなどの条件下での溶接に対応し、造船や橋梁の製造現場で想定される中厚板へ、それぞれの特長を活かした溶接を行うことができる。
板厚ギャップの重ね溶接でもキレイな仕上がりを可能にするほか、ルートギャップのある突き合わせ溶接でもしっかり溶け込み、高精度でキレイな仕上がりを実現する。

一方、Wobble(ビーム回転)溶接は、レーザービームを回転、揺動させることで、薄板の耐ギャップ性を向上させる方法で板間ギャップのある重ね溶接や角溶接など、これまで苦手としていた溶接を高能率に溶接することができる。

WEB展示会では、レーザヘッドにIPGフォトニクス社製のWobble Headを用いた板厚1.0㎜のSS材、板間ギャップ0.5㎜及び板厚保2.0㎜のSS材の角溶接を公開。
Wobble溶接では、レーザービームを回転、揺動させることで板間ギャップ溶接を可能にするほか、また、角溶接では、通常のレーザーヘッドでは溶け落ちが発生し、連続した溶接は困難だが、Wobble Headでは容易に溶接することができる。
板間ギャップ溶接ではしっかり溶け込み、仕上がりもキレイなほか、また、角溶接では溶け落ちや裏面の溶接欠陥もなく、キレイに仕上げることでできる。

詳細は下記にアクセス https://www.mac-wels.co.jp/






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