オークマは、5面加工門形マシニングセンタ「MCR-BⅤ(ビー・ファイブ)」が第63回十大新製品賞 本賞」を受賞した。
2003年から2020年にかけ今回で17回目の受賞となる。

MCR-BⅤは、空間補正技術と高度熱変位制御技術を融合し、多種多様な大物部品の高精度な高能率加工と計測を1台で完遂する門形マシニングセンタ。半導体製造装置、エネルギー関連、自動車、航空機、造船、建機など、幅広い産業分野の大物部品加工に対応する。
同機は、機械が自律的に高精度を安定維持する「精度安定診断機能」、「3Dキャリブレーション」や「サーモフレンドリープレミアム仕様」を標準搭載し、誰でも高精度を維持できる。
そのうえ「スラッジレスタンク(オプション)」や省エネルギーシステム「ECO suite」により、環境に優しいメンテナンス性と省エネルギー性で地球環境に配慮したモノづくりを可能にする。
また、高出力・高トルクビルトインモータ主軸を搭載し、100種類以上の豊富な主軸ヘッドが使用できるなど、強力重切削から高精度仕上げ加工まで、多種多様な大物部品加工を1台で対応する。