マキタは、ハイパワーかつ低振動な電動ハンマ「HM1511」を発売した。
「HM1511」は、打撃エネルギーを同社従来機に比べ約65％アップし、ハツリ能率を大幅に向上。
独自の低振動機構搭載により、作業者の手元に伝わる振動を大幅に抑制することで、ハイパワーと低振動の両立を実現した。

電動ハンマは、先端工具(ブルポイント)の打撃により、主にコンクリート構造物のハツリ・破砕作業に使われる電動工具で、建物の解体やリフォームの現場などで使用される。ハツリ・破砕用途の以外にも、先端工具を付け替えることにより、溝切り、溝つき、土堀り、地固め等にも使用できる。

新製品の「HM1511」は、ハンマ機構部を一新したほか、モーターパワーを上げたことで、製品のサイズ・質量アップを極力抑えつつ、同社従来機に比べ打撃エネルギーを約65％向上した。これにより破砕力が大幅に向上し、ハツリ作業の能率化に貢献する。

また、マキタ独自の低振動機構であるAVT(Anti Vibration Technology)を搭載。振動を相殺するアクティブ動吸振器に加え、防振ハウジング構造採用により、振動3軸合成値6.5m/s2を実現するなど、手元に伝わる振動を大幅に抑制した。
さらに、無負荷時は回転数を抑え、負荷時に最大回転数へ変化するソフトノーロード機能を搭載するなど、圧倒的な低振動を実現した。

このほか、別売の電動ハンマ用先端工具も取り揃え、刃先を付け替えることでハツリ・破砕、溝切り・角出し、溝つき、土掘り、地固めなど、多様な作業に使用できる。

電動ハンマ本体には、キャスター付きプラスチックケースが付属され、ケースごと楽に持ち運びできる。

商品の詳細は、TEL 0566-98-1711まで。
購入は、マキタ全国121ヵ所の最寄りの営業所まで。　https://www.makita.co.jp/network/index.html