ワイドミュラー
水上太陽光発電システム!
エネルギーは、国の発展や国民の生活を支える重要なインフラ。いまや全世界がエネルギー確保を共通課題に掲げている。
エネルギー確保には火力、原子力、水力、風力、太陽光など様々な技術がある。
日本では2012年の固定価格買取制度の開始により、地上型太陽光発電施設が増加したが、平地の用地確保から丘陵地への建設が進む一方で、環境破壊等の問題も指摘されるなど、近年では水上の太陽光発電が注目され、すでに千葉県の山倉ダムに水上太陽光発電システムが設置されている。
水上太陽光発電のメリットは、太陽光パネルをフロートで浮かせてアンカーを湖底に打ち込んで設置する。そのため、用地取得や造成が不要となり、初期コストが抑えられる。
また、水上に設置するためパネルの発熱が抑えられ、発電効率が上がる。
しかし、一方では台風などの強風に対する耐性等も指摘されており、自然災害による2次被害を抑制する様々な新しいアプリケーションも開発されている。
今回、紹介するワイドミュラー社が開発した「PV Floating DC Combiner Box(水上太陽光発電向け直流接続箱)」は、水上太陽光発電システムの運用向けに設計された製品で、直流電圧1500Vに対応する。
水上太陽光発電システムは、主に淡水の湖沼に設置され、湿度や温度など常に過酷な条件に対応する耐久性が求められる。
同製品は、水上での利用を想定して特別に開発した商品で、湿度や腐食性など環境や直射日光にも高い耐久性を実現した。
そのうえ、IEC-61439-2規格による耐腐食試験B基準で設計されているため、腐食による部品の故障を防ぐことができる。
特殊なPMMA樹脂製日よけカバーにより日射と熱を吸収し、直射日光条件下での運用を可能にした。
同カバーは、表面加工を施した樹脂製を採用することで、反射率を上げ、放射効率を効果的にするほか、接続箱内部をより低い温度に保つ。
さらに、このPMMA樹脂製日よけカバーはエンクロージャの扉にステンレス製ブラインドリベットで取付けるため、恒久的に保護等級IP65を実現した。
また、多孔のケーブルグランドを使用することで防水性を高め、より堅牢な設計とするとともに、部品点数を削減したほか、様々な条件での利用に考慮し、8~24入力の機種を幅広く用意している。
ワイドミュラー社は、様々な条件下での水上太陽光発電の運用環境に対応する製品試験を実施。すべての試験に適合した水上用接続箱を最適な技術仕様で保証する。
一方、 淡水の湖沼に設置される水上太陽光発電システムでは、設置したパネルが本来の技術仕様に応じた性能を発揮しているかを確認することが重要となる。パネルの汚れ等で性能が低下する場合や、PIDの劣化が発電量を低下させる可能性がある。
そうした発電中に発生しかねない問題検出に有効なのが太陽光発電ストリングのモニタリングシステム。ストリングをモニタリングすることで、フューズの溶断など接続ボックス内で生じた問題だけでなく、どのストリングが他よりも発電量が少ないかを検出できる。問題個所が太陽光発電設備のどこにあるかを早期に特定、解決することで損失を未然に防ぐことができる。
ワイドミュラー社のストリング・モニタリング・システム「Transclinic 16i+ H」は、システムを水上用接続箱の内部で利用可能。
高い信頼性と堅牢性とともに、効率的な収益に大きく貢献する。
☆ワイドミュラー会社概要
ワイドミュラー社は、ドイツに本社を置き、産業用途の電気的接続機器とエレクトロニクス製品の開発、生産、販売を行うグローバル企業。世界80カ国以上に現地法人、代理店を展開し、グローバルネットワークを通じて製品販売やサポートの保証を一貫で行っている。
日本国内においては、1980年5月に現地法人を設立。以来、専門性の高い技術的サービス、高付加価値ソリューションを提供し続けている。2020年には設立40周年を迎え、信頼できるパートナーとしてユーザーの競争力を強め、価値を高める製品・技術・サービスを提供し続けている。
☆日本ワイドミュラー株式会社
〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-8 スフィアタワー天王洲
TEL:03-6711-5300(代表)
※同社URL https://www.weidmueller.com/int/index.jsp
エネルギー確保には火力、原子力、水力、風力、太陽光など様々な技術がある。
日本では2012年の固定価格買取制度の開始により、地上型太陽光発電施設が増加したが、平地の用地確保から丘陵地への建設が進む一方で、環境破壊等の問題も指摘されるなど、近年では水上の太陽光発電が注目され、すでに千葉県の山倉ダムに水上太陽光発電システムが設置されている。
水上太陽光発電のメリットは、太陽光パネルをフロートで浮かせてアンカーを湖底に打ち込んで設置する。そのため、用地取得や造成が不要となり、初期コストが抑えられる。
また、水上に設置するためパネルの発熱が抑えられ、発電効率が上がる。
しかし、一方では台風などの強風に対する耐性等も指摘されており、自然災害による2次被害を抑制する様々な新しいアプリケーションも開発されている。
今回、紹介するワイドミュラー社が開発した「PV Floating DC Combiner Box(水上太陽光発電向け直流接続箱)」は、水上太陽光発電システムの運用向けに設計された製品で、直流電圧1500Vに対応する。
水上太陽光発電システムは、主に淡水の湖沼に設置され、湿度や温度など常に過酷な条件に対応する耐久性が求められる。
同製品は、水上での利用を想定して特別に開発した商品で、湿度や腐食性など環境や直射日光にも高い耐久性を実現した。
そのうえ、IEC-61439-2規格による耐腐食試験B基準で設計されているため、腐食による部品の故障を防ぐことができる。
特殊なPMMA樹脂製日よけカバーにより日射と熱を吸収し、直射日光条件下での運用を可能にした。
同カバーは、表面加工を施した樹脂製を採用することで、反射率を上げ、放射効率を効果的にするほか、接続箱内部をより低い温度に保つ。
さらに、このPMMA樹脂製日よけカバーはエンクロージャの扉にステンレス製ブラインドリベットで取付けるため、恒久的に保護等級IP65を実現した。
また、多孔のケーブルグランドを使用することで防水性を高め、より堅牢な設計とするとともに、部品点数を削減したほか、様々な条件での利用に考慮し、8~24入力の機種を幅広く用意している。
ワイドミュラー社は、様々な条件下での水上太陽光発電の運用環境に対応する製品試験を実施。すべての試験に適合した水上用接続箱を最適な技術仕様で保証する。
一方、 淡水の湖沼に設置される水上太陽光発電システムでは、設置したパネルが本来の技術仕様に応じた性能を発揮しているかを確認することが重要となる。パネルの汚れ等で性能が低下する場合や、PIDの劣化が発電量を低下させる可能性がある。
そうした発電中に発生しかねない問題検出に有効なのが太陽光発電ストリングのモニタリングシステム。ストリングをモニタリングすることで、フューズの溶断など接続ボックス内で生じた問題だけでなく、どのストリングが他よりも発電量が少ないかを検出できる。問題個所が太陽光発電設備のどこにあるかを早期に特定、解決することで損失を未然に防ぐことができる。
ワイドミュラー社のストリング・モニタリング・システム「Transclinic 16i+ H」は、システムを水上用接続箱の内部で利用可能。
高い信頼性と堅牢性とともに、効率的な収益に大きく貢献する。
☆ワイドミュラー会社概要
ワイドミュラー社は、ドイツに本社を置き、産業用途の電気的接続機器とエレクトロニクス製品の開発、生産、販売を行うグローバル企業。世界80カ国以上に現地法人、代理店を展開し、グローバルネットワークを通じて製品販売やサポートの保証を一貫で行っている。
日本国内においては、1980年5月に現地法人を設立。以来、専門性の高い技術的サービス、高付加価値ソリューションを提供し続けている。2020年には設立40周年を迎え、信頼できるパートナーとしてユーザーの競争力を強め、価値を高める製品・技術・サービスを提供し続けている。
☆日本ワイドミュラー株式会社
〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-8 スフィアタワー天王洲
TEL:03-6711-5300(代表)
※同社URL https://www.weidmueller.com/int/index.jsp