日立建機
サービス部品の真贋判定機能とトレーサビリティを強化!
日立建機は、日立建機グループが販売するサービス部品のパッケージのラベル(部品ラベル)を刷新した。
偽造防止用のホログラムの刷新に加え、部品ごとに付与したIDや新たに追加したQRコードなどにより、スマートフォンでの真贋判定を可能にしたほか、IDをクラウド上で一元管理する流通・販売経路のトレースの仕組みを構築した。
日立建機グループの部品の在庫管理や出荷を行うつくば部品センタ(茨城県つくば市)から国内外の拠点に出荷する部品を対象に、2021年1月より新しい部品ラベルを適用していく。
これにより、ユーザーは手軽に部品が正規品か否かが確認できるようになり、これまで以上に安心してサービス部品を使うことができる。
今回の部品ラベルには、凸版印刷の偽造防止用ホログラムおよびクラウド型統合ID認証サービス「ID-NEX®(アイディーネックス)真贋判定/トレーサビリティサービス」を採用した。
日立建機は2019年4月、品質保証本部を社長直轄の組織とし、グローバルで製品の品質改善を加速してきた。
サービス部品においては、品質保証本部とライフサイクルサポート本部が連携し、純正部品、Hitachi Construction Machinery Selected Parts、再生部品と3つのブランドを展開している。今回の部品の真贋判定とトレーサビリティの導入により、ユーザーは従来以上に安心してサービス部品が使用できる。
2022年度を目途に、QRコードに含まれる情報を活用し、部品の重量や寸法から最適な運搬方法や在庫場所を判断したり、部品の棚卸や現品管理、供給オペレーションに活用したりするなど、部品流通の効率化によるバリューチェーン事業の深化をめざす。
☆導入する部品ラベルの主な特長
(1)スマートフォンでサービス部品の真贋判定
これまでサービス部品の真贋判定には、部品ラベルのホログラムを専用の器具で確認する必要があった。部品ラベルの刷新により、スマートフォンで接続した専用のウェブサイト上でカメラを起動し、ラベル内のQRコードを読み込むことで、誰でも簡単に真贋判定ができる。
正しいIDの場合は「正規コード」と識別されるが、一定の回数以上QRコードを読み取られている状態は不自然であると判断され、注意喚起の画面が表示される。存在しないIDの場合は、偽造品の可能性があると警告画面が表示される。
刷新後の部品ラベルも、複製(コピー)を防止するため、右側の一部にホログラム加工を施している。
(2)サービス部品のトレーサビリティを強化
部品ラベルの刷新に伴い、つくば部品センタから国内外の拠点へ出荷するサービス部品(純正部品・ Hitachi Construction Machinery Selected Parts ・再生部品)を対象に、部品ラベルのQRコードを読み込むことで、部品ごとに付与したID単位での出荷履歴をクラウド上に記録する。これにより、サービス部品ひとつひとつの個体情報の管理を可能にした。
さらに2023年以降は、国内外の流通拠点の入出荷履歴や代理店への入荷履歴も管理することで、正規の流通・販売経路のトレーサビリティの確立をめざしていく。
※同社URL https://www.hitachicm.com/global/jp/
偽造防止用のホログラムの刷新に加え、部品ごとに付与したIDや新たに追加したQRコードなどにより、スマートフォンでの真贋判定を可能にしたほか、IDをクラウド上で一元管理する流通・販売経路のトレースの仕組みを構築した。
日立建機グループの部品の在庫管理や出荷を行うつくば部品センタ(茨城県つくば市)から国内外の拠点に出荷する部品を対象に、2021年1月より新しい部品ラベルを適用していく。
これにより、ユーザーは手軽に部品が正規品か否かが確認できるようになり、これまで以上に安心してサービス部品を使うことができる。
今回の部品ラベルには、凸版印刷の偽造防止用ホログラムおよびクラウド型統合ID認証サービス「ID-NEX®(アイディーネックス)真贋判定/トレーサビリティサービス」を採用した。
日立建機は2019年4月、品質保証本部を社長直轄の組織とし、グローバルで製品の品質改善を加速してきた。
サービス部品においては、品質保証本部とライフサイクルサポート本部が連携し、純正部品、Hitachi Construction Machinery Selected Parts、再生部品と3つのブランドを展開している。今回の部品の真贋判定とトレーサビリティの導入により、ユーザーは従来以上に安心してサービス部品が使用できる。
2022年度を目途に、QRコードに含まれる情報を活用し、部品の重量や寸法から最適な運搬方法や在庫場所を判断したり、部品の棚卸や現品管理、供給オペレーションに活用したりするなど、部品流通の効率化によるバリューチェーン事業の深化をめざす。
☆導入する部品ラベルの主な特長
(1)スマートフォンでサービス部品の真贋判定
これまでサービス部品の真贋判定には、部品ラベルのホログラムを専用の器具で確認する必要があった。部品ラベルの刷新により、スマートフォンで接続した専用のウェブサイト上でカメラを起動し、ラベル内のQRコードを読み込むことで、誰でも簡単に真贋判定ができる。
正しいIDの場合は「正規コード」と識別されるが、一定の回数以上QRコードを読み取られている状態は不自然であると判断され、注意喚起の画面が表示される。存在しないIDの場合は、偽造品の可能性があると警告画面が表示される。
刷新後の部品ラベルも、複製(コピー)を防止するため、右側の一部にホログラム加工を施している。
(2)サービス部品のトレーサビリティを強化
部品ラベルの刷新に伴い、つくば部品センタから国内外の拠点へ出荷するサービス部品(純正部品・ Hitachi Construction Machinery Selected Parts ・再生部品)を対象に、部品ラベルのQRコードを読み込むことで、部品ごとに付与したID単位での出荷履歴をクラウド上に記録する。これにより、サービス部品ひとつひとつの個体情報の管理を可能にした。
さらに2023年以降は、国内外の流通拠点の入出荷履歴や代理店への入荷履歴も管理することで、正規の流通・販売経路のトレーサビリティの確立をめざしていく。
※同社URL https://www.hitachicm.com/global/jp/