伊東電機は、このほど同社のMDR式直角分岐モジュール「F-RAT-U225」及び「F-RAT-NX75」が関西ものづくり新撰2021特別賞「物流IoT革命キーコンポーネント賞」を受賞した。

関西ものづくり新撰2021は、近畿経済産業局が関西ものづくり中小企業の新事業・新市場の創出を促進するため、販路開拓に意欲のある関西ものづくり中小企業が5年以内に販売を開始した製品・技術を発掘・選定し、国内外への情報発信や販路開拓支援などを通じてビジネス拡大を支援する事業。
MDR式直角分岐モジュール「F-RAT」新シリーズのF-RAT-U225及びF-RAT-NX75は、環境・エネルギー、IT/IoTソリューション分野で特別賞の「物流IoT革命キーコンポーネント賞」を受賞した。

F-RAT-U225は、複数サイズの混在でも搬送・分岐が可能なほか、エアーレスで省エネ効果が高く、しかも、前後コンベア組み合わせるだけのシンプル設計で専用コントローラで制御も簡単に行える。
そのうえ、フレキシブルなライン変更にも対応し、生産状況に合わせた自由なライン変更を簡単に構築することができる。

一方、F-RAT-NX75は、メンテナンス性と安全性を追求しつつ、ハイパフォーマンスを実現したフラット直角分岐モジュール。
簡単に自動化ラインが構築でき、安全で人との共働を可能にするほか、人と交わり繋がる、様々な物を組み合わせて新しい物を創出する伊東電機独自のイノベーション“CrossOver”技術により、高効率な仕分け作業の自動化を支援する。

同商品は、ソフトとハードが融合したid-PAC技術によるシステム構築でIoT化実現できる。
安全・簡単に組み合わせることが可能なほか、コンプレッサー不要のエアーレスで動力ロスを抑え、搬送物が来た時だけ駆動する“ライン・オン・デマンド”方式採用により、省エネに貢献する。

※伊東電機URL　https://www.itohdenki.co.jp/