三菱電機
多用途搬送サービスロボットシステム開発 !
三菱電機は、自律走行ロボットとしてさまざまな用途に対応可能な、脱着型カート方式による「多用途搬送サービスロボットシステム」を開発した。同ロボットはセンシングや管制システムによる安全な自律走行に加え、エレベーター・入退室管理システムなどの施設内設備と連携することで、施設内の自律的な縦横移動が可能。今後、病院や商業施設などにおける実証と実運用に向けた開発を進め、多様化する搬送需要への対応と事業者の省力化に貢献していく。
「多用途搬送サービスロボットシステム」は、カート装着・非装着の各状態に応じた自律走行ロボットのセンシング制御により、多様な搬送サービスに対応するカートとロボットとの組み合わせが可能な脱着型カート方式を実現。カートは搬送物に応じて設計変更が可能で、多様化する搬送需要に対応する。しかも、カート単体でも利用でき、据え置き利用やロボットを呼び出す前の収納作業も可能にした。
また、自律走行ロボットに搭載した、対象物に光を照射し、反射光を検出して距離を測定するセンサー(LiDAR)や3Dカメラなどの各種センサーが周囲の状況を認識し、人や障害物などを自動で回避。加えて、管制システムが走行指示や運行管理などを自動で行うことで、ロボットの最適な配車やロボット同士のすれ違いなど安全走行を可能にした。
管制システムが自律走行ロボットに搭載しているディスプレイ、スピーカー、ライティングなどのヒューマンマシンインターフェース機器を制御し、周囲の人への注意喚起を行うことで安全な自律走行を実現した。
このほか、ロボットと同社が提供するスマートシティ・ビル IoT プラットフォーム「Ville-feuilleTM(ヴィルフィーユ)※1」を接続することで、エレベーターや入退室管理システムなどの設備と連携。ロボットの位置情報をもとに、Ville-feuilleTMがエレベーターや入退室管理システムなどの施設内設備を制御し、自律的な施設内移動を実現する。
同社は今後、病院や商業施設などにおける実証と実運用開発を進め、2021 年度以降の製品化を目指すほか、また、屋外での利用など施設・用途を拡張した製品の開発も進めていく。
記中※1:クラウド上に蓄積したビル設備データの利活用を可能にする独自のスマートシティ・ビル IoT プラットフォーム。
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/smartbuilding/ville-feuille/
「多用途搬送サービスロボットシステム」は、カート装着・非装着の各状態に応じた自律走行ロボットのセンシング制御により、多様な搬送サービスに対応するカートとロボットとの組み合わせが可能な脱着型カート方式を実現。カートは搬送物に応じて設計変更が可能で、多様化する搬送需要に対応する。しかも、カート単体でも利用でき、据え置き利用やロボットを呼び出す前の収納作業も可能にした。
また、自律走行ロボットに搭載した、対象物に光を照射し、反射光を検出して距離を測定するセンサー(LiDAR)や3Dカメラなどの各種センサーが周囲の状況を認識し、人や障害物などを自動で回避。加えて、管制システムが走行指示や運行管理などを自動で行うことで、ロボットの最適な配車やロボット同士のすれ違いなど安全走行を可能にした。
管制システムが自律走行ロボットに搭載しているディスプレイ、スピーカー、ライティングなどのヒューマンマシンインターフェース機器を制御し、周囲の人への注意喚起を行うことで安全な自律走行を実現した。
このほか、ロボットと同社が提供するスマートシティ・ビル IoT プラットフォーム「Ville-feuilleTM(ヴィルフィーユ)※1」を接続することで、エレベーターや入退室管理システムなどの設備と連携。ロボットの位置情報をもとに、Ville-feuilleTMがエレベーターや入退室管理システムなどの施設内設備を制御し、自律的な施設内移動を実現する。
同社は今後、病院や商業施設などにおける実証と実運用開発を進め、2021 年度以降の製品化を目指すほか、また、屋外での利用など施設・用途を拡張した製品の開発も進めていく。
記中※1:クラウド上に蓄積したビル設備データの利活用を可能にする独自のスマートシティ・ビル IoT プラットフォーム。
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/smartbuilding/ville-feuille/