三菱マテリアルは、ハイブリッドローンによる1,000億円の資金調達契約を締結した。

三菱マテリアルは、長期戦略を積極的に展開し、継続的に投資を実行していくために必要な資金について、調達手段の検討を進めていた。
そうした中、ハイブリッドローンは、株式を希薄化させることなく実質的な財務体質を強化することが可能であるから、ハイブリッドローンによる資金調達を実施することを決定した。

ハイブリッドローンは資本と負債の中間的性質を持ち、負債であることから一株あたりの株式価値の希薄化は発生しない一方、利息の任意繰り延、超長期の償還期限、清算手続及び倒産手続における劣後性等、資本に類似した性質及び特徴を有している。

三菱マテリアルでは株式会社格付投資情報センター及び株式会社日本格付研究所より、それぞれ資金調達額の50％に対して資本性の認定を受けることを見込んでいる。


※資料は三菱マテリアル広報資料より