THK
LMガイドアクチュエータ
「KR-RL形」受注開始!
THKは、駆動部のボールねじ軸に左右ねじを採用したLMガイドアクチュエータ「KR-RL形」を開発、受注を開始した。

LMガイドアクチュエータ「KR-RL形」は、LMガイド、ボールねじのコンポーネント製品をモジュール化し、コンパクト・高剛性・高精度をKR形から継承した優れた特長を兼ね備えている。

ボールねじ軸には、左右対称に同時駆動できる左右ねじを採用し、1つのモータで把持、開閉の動作を実現する。
主に電子部品や自動車部品など、FA自動化工程需要を見込んでおり、全自動ワイヤストリッパ(ケーブル端末の皮剥ぎ)の刃物移動部ほか、ロボットの電動グリッパ、ねじ締め機、ディスペンサ等の用途に適している。

「KR-RL形」は、#15~#65の9種類をラインナップ。装置のダウンサイジングや設計、組み立て工数の削減に貢献する。

☆「KR-RL形」の特長。
(1)1軸で左右対称の同時駆動が可能。
左右対称に駆動できるねじ軸の採用により、開閉、把持が1つのモータ制御で可能となり、省力化を実現。

(2)モジュール構造により工数削減と省スペース化に貢献。
KR-RL形は、モジュール構造でコンポーネント製品に比べ、部品点数が少なく、駆動部の組立にかかる工数を抑えられる。
また、1軸で左右対称に同時駆動するとことにより、多軸コンポーネント製品をシンプルな1軸モジュール製品に置き換えることができ、省スペース化に寄与する。

(3)4方向等荷重構造でエンドエフェクタに最適。
4方向(ラジアル方向、逆ラジアル方向、横方向)どこからの荷重にも耐えられる構造で、取付姿勢にとらわれることなく組み付けできる。複雑な動きをするロボットアームのエンドエフェクタに適し、重量物や複雑な形状のワークを保持する際、オーバーハング状態でのモーメントを許容できる高い剛性を備えている。

(4)豊富なラインナップ。
用途に合わせて9つのサイズ形番、2種類のブロックタイプが選択できる。

詳細はこちら
https://www.thk.com/?q=jp/node/6682

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