MOLDINOは、立壁/底面仕上げ用８枚刃エンドミル「ER(S)8WB-ATH」を発売した。

これまで小～中サイズの金型の立壁仕上げ加工では、汎用的なロング刃長の超硬エンドミルを使用するのが一般的だった。
立壁加工では、刃長全体を使い大きな軸方向切込みで仕上げ加工が行われるケースが多いが、再加工や修正が必要になることも多く、精度・能率面で課題があった。また、底面仕上げ加工では加工面の高品位化ニーズも多かった。
これに対し、MOLDINOは、金型の立壁や底面の仕上げ加工に特化した８枚刃超硬エンドミル「ER(S)8WB-ATH」を新たに開発、高能率かつ高精度な仕上げ加工を可能にした。

「ER(S)8WB-ATH」は、立壁の仕上げ加工でゼロカットや補正などの修正工数を低減することが可能で、仕上げ加工時間の大幅な削減と加工の省人化を図ることができる。
また、ラジアスタイプは独自のコーナR刃設計で、高品位な底面加工を実現できる。
同エンドミルは、信頼と実績のATHコーティングを採用し、幅広い鋼種に対応する。
主な推奨加工用途としては、金型全般の立壁・底面仕上げ加工に極めて高い効果を発揮する。

今回、「ER8WB-ATH(ラジアスタイプ)」 φ6～φ12、19アイテム、「ES8WB-ATH(スクエアタイプ)」φ6～φ12、19アイテムの全38アイテムを発売した。

価格は「ER8WB-ATH(ラジアスタイプ)」\15,510～\32,360(税別)、「ES8WB-ATH(スクエアタイプ)」\13,180～\27,510(税別)。

製品の詳細は↓　http://www.moldino.com/