スギノマシンは、セルロースナノファイバー(CNF)や、キチンナノファイバー、キトサンナノファイバー、シルクナノファイバーなど、ナノファイバー素材に関する相談に即日対応する新サービス「ナノファイバーなんでも技術相談室」を開設した。

スギノマシンは約10年にわたり、自然由来のバイオマスナノファイバー素材を自社開発し、応用研究を継続している。
セルロースナノファイバー（CNF）などの自然由来の繊維を活かしたナノファイバー素材は、環境配慮型の材料として注目されている一方、様々な機能や用途が研究などで示されているものの、実用化や製品化に向けては、取り扱い(ハンドリング)の難しさなども指摘されている。
また、コロナ禍で、各社がテレワークが進み、高度な技術的相談が社内外で気軽にできない環境になっている。
スギノマシンはこれらを解決するため、新ザービスの「ナノファイバーなんでも技術相談室」を開設。
同社の専任技術者がWEBから申し込みした相談者の問い合わせから１時間以内に連絡し、相談者の質問にオンラインで対応する。
同サービスは、技術者・研究者向けのサービスで、 ナノファイバーの取り扱いや調製など、具体的な相談を受け付けている。
問い合わせフォームを送信後、１時間以内に専任技術者より、相談者に連絡する。
※詳細はこちら↓　https://www.sugino.com/site/biomass-nanofiber/inquiry-nanofiber.html
☆技術相談サービスの概要
●対応時間
9:00～12:00／13:00～15:00(土日・祝日除く)。
●サービス利用方法
Webサイトのフォームから申し込み。
送信後、１時間以内に電話またはメールで専門技術者が連絡する。
●利用条件
原則、無料。

☆相談例や対象の業界
(1)セルロースナノファイバー（CNF）の取り扱いで困っている。調製が難しい。
(2)使ってみるように指示されたが、どう使えば有効なのかわからない！
(3)現在進行形で困っているので早くアドバイスが欲しい！
(4)プラスチックとナノファイバーを混ぜてみたい。
(5)塗料と混ぜて使ってみたい。
(6)ナノファイバーの安全性を確認したい。
(7)自動車業界でナノファイバーを取り入れた開発を想定している。
(8)化粧品業界で基材としてナノファイバーを検討している。
(9)食品業界でナノファイバーを入れた新商品を開発している。
(10)建材業界で環境負荷の低いナノファイバーを取り入れようとしている。

※用語・補足
ナノファイバーとは、繊維を直径100nm以下、長さ数µmのサイズへ微細化したもの。
※シルクナノファイバーについて↓
https://www.sugino.com/site/biomass-nanofiber/binfis-silk.html※バイオマスナノファイバー「BiNFi-s（ビンフィス）」について↓
https://www.sugino.com/site/biomass-nanofiber/