ブラザー工業は、インドのベンガルール市に工作機械の新ショールーム「ブラザーテクノロジーセンター ベンガルール(Brother Technology Center Bengaluru)」を竣工した。
同センターは既存のテクノロジーセンターを移転して拡張したもので、延べ床面積は約1,200㎡の2階建て。工作機械の展示ほか、各種セミナーの開催などに活用する計画。

インドは、人口13億人以上を抱え、中長期的に経済成長が見込まれており、ブラザー工業の工作機械ビジネスにとっても重要な市場の一つになっている。
今後の自動車関連向けを中心としたさらなる工作機械需要の高まりに備え、今回、ショールームを移転、拡張した。

4月から運用を開始する新ショールームの展示エリアは、従来施設の約7倍の面積となる300㎡を確保した。
工作機械の展示台数を増やし、さらに周辺機器やファクトリーオートメーションに関する展示も行うことで、工作機械だけでなくソリューションも含めて提案し現地の需要に応えていく。

同社は、今回の新ショールームを活用し、より多くの現地モノづくり企業にブラザーの工作機械を知ってもらうと同時に、購入後も安心して使用できる体制づくりをさらに強化していく。

■ブラザーテクノロジーセンター ベンガルールの概要
現地表記　「Brother Technology Center Bengaluru」。
所在地 SB-111-112, 1st Stage, 2nd Cross, Peenya Indl Estate, Bangalore, Karnataka, India 560058。
施設用途 工作機械の展示、セミナー開催等。
建築面積 977㎡。
建設延べ床面積　1,180㎡。

※ブラザー工業URL↓　https://www.brother.co.jp/