日鉄溶接工業は、グループの現有事業の機能効率の向上及び営業サービスの一層の向上に向け、4月1日付けで株式会社 NSウェルデックスの現有事業の専門商社への譲渡、及び日鉄溶接工業への一部吸収により、発展的な組織再編を行うことを決定した。
これにより、NSウェルデックスは、本年7月1日までに、親会社(日鉄溶接工業)に吸収合併の予定。

NSウェルデックスは、日鉄溶接工業の100%子会社として、これまで溶接材料・溶接機器・プラズマ溶接機等の流通機能、テクノサービス事業での試験・分析等のサービス提供を行っていた。
今回、グループにおける「選択と集中」の観点に加え、製販一体の営業体制をより一層強化し、サービスの向上を図るため、営業部関連事業(商権)の専門商社(日鉄物産ワイヤ＆ウェルディング株式会社）への譲渡及びテクノサービス事業の日鉄溶接工業への吸収継
続により、発展的な組織再編を行うことが最適と判断した。

具体的には溶接材料、溶接機器・プラズマ溶接機等、その他(他社装置、消耗品等)の商流機能の一部を除き、日鉄物産ワイヤ＆ウェルディングに事業譲渡(商流移管)を行う。
また、九州営業所における倉庫・配送事業及び関連資産(土地・倉庫・機械装置・在庫等)は、日鉄物産ワイヤ＆ウェルディングに事業譲渡(関連資産含む)を行う。
さらに、テクノサービス事業は、日鉄溶接工業(親会社)に吸収のうえ、事業継続する。継承先は日鉄溶接工業 技術本部 市場開発技術部 技術サービスグループ。

譲渡時期は、2021年4月1日にNSウェルデックスから日鉄物産ワイヤ＆ウェルディングへ事業譲渡を行う。テクノサービス事業は、2021年4月1日付けで日鉄溶接工業(親会社)に吸収する。
同年7月1日までに、NSウェルデックスを日鉄溶接工業(親会社)に吸収合併の予定。