川崎重工業
小型汎用ロボット「RS013N」発売!
川崎重工は、電機・電子業界、食品業界を中心とした小型ロボット導入ニーズの高まりを受け、最大可搬質量13kgの6軸垂直多関節ロボット「RS013N」の国内販売を開始した。
組立やハンドリングなどの作業に要求される動作性能と防塵・防水性能に優れた新機種が、中・小型ロボット「Rシリーズ」のラインアップに加わった。

Rシリーズは、コンパクトなアームでありながら剛性を兼ね備えた特長を有し、可搬質量3kgから80kgまで豊富なバリエーションを揃えてさまざまな用途に対応してきた。
労働力不足への対応や効率化といった各産業分野のニーズに応えるため、ラインアップをさらに強化すべく、今回発売する「RS013N」ではRシリーズの持つ優れた特長を継承し、クラストップレベルの動作速度および広い動作範囲を実現した。
これにより小型汎用ロボットのマーケットニーズに、よりきめ細かく対応することが可能になった。

■「RS013N」特長
(1)クラストップレベルの動作速度。
最高速度・加速度の向上により、サイクルタイムの大幅な短縮を実現する。
また、アーム全体の剛性バランスを見直した構造とし、最新の制振制御を行うことで、高速動作時も高精度なパフォーマンスを発揮する。

(2)クラストップレベルの動作範囲
クラス最大のリーチに加えて、旋回軸と前後軸間のオフセットをなくすことで、ロボット下方、背面、近傍の動作領域も拡大した。

(3)高い防塵、防水性能
モータ、ハーネスをアーム内に配置しコネクタ部には防水コネクタを採用、全ての部位でIP67相当の高い防塵、防水性能を実現した。

(4)自由度の高いレイアウト性
センサーハーネス、エアー配管などをアームに内蔵することで、クラス最小の旋回干渉半径230㎜を実現し、狭い空間内でも作業が可能。
また、設置方法も床置き、天吊りや壁掛け(オプション)設置が可能。



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