神戸製鋼所は、国際連合が提唱する「国連グローバル・コンパクト(United Nations Global Compact=UNGC）」に署名し、2021年3月に参加企業として登録された。

UNGCは、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することにより、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み。
UNGCに署名する企業・団体は、人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、腐敗の防止に関わる10原則(下表)に賛同する企業トップ自らのコミットメントのもと、その実現に向けて努力を継続している。

神戸製鋼所グループは、2020年5月に新たなグループ企業理念を制定。グループ企業理念に基づくサステナビリティ経営のフレームワークのもと、技術・製品・サービスの提供を通じた新たな価値創造による社会課題解決に貢献していくとともに、企業に求められるさまざまな社会的責任を果たし、さらなる企業価値の向上を図っている。こうした同社グループの取り組みとUNGCの取り組みが合致し、今回の署名に至った。
同社グループは、今後もサステナビリティ経営をより一層推進し、事業活動を通じてSDGsの達成にも貢献していく。