デンソーウェーブ
ねじ締めロボットの受注開始!
デンソーウェーブは、高速・高精度ねじ締め作業に特化した「ねじ締めロボット」システムの受注を6月から開始した。
「ねじ締めロボット」は、水平多関節ロボット「HMシリーズ」に専用のねじ締めユニットとソフトウェアを搭載したロボットシステムで、ロボットによるねじ締め作業に必要なツールが水平多関節ロボットと共にパッケージ化し、高速・高精度ねじ締め作業を早期に実現し、導入・立上げ工数を低減できる。ねじ締め作業の速度と精度の向上を目指す製造現場に有効なロボットシステムとして幅広い産業界への普及を目指していく。

同社は1990年からねじ締め作業に対応したロボットを販売し、これまで多くの工場へ納入してきた。
ユーザーからの“設備立ち上げのリードタイムを短くしたい”、“サイクルタイム短縮と精度を両立させたい”といった要望に応え、シンプルな構成かつ、高速・高精度なねじ締めロボットを開発した。

ねじ締めロボットは、ロボットコントローラの付加軸としてねじ締めドライバーを制御するため、ナットランナーの特殊な設定が不要で、ねじ締めを実現する。
トルク検出能力はセンサの測定レンジに対して誤差1%以下で、ビット回転数は最大6,000回転/分を実現。電流値の制限やトルク値の監視、高さチェックなど、安定した品質を保つ機能も充実している。
高精度な設定が簡単なGUIで設定できるほか、オプションで制御ログアナライザを使用することでねじ締め状態を簡単にモニタリングすることができる。

※製品の詳細は↓ https://www.denso-wave.com/ja/

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