ブラザー工業は、東山動植物園と広報パートナー協定を締結。2021年6月15日(火)、東山動植物園内(名古屋市千種区東山元町3-70)において、締結式を執り行った。
行政と民間企業の広報活動における連携協定は全国でも初のケース。今後、ブラザー工業が東山動植物園の広報活動を担っていく。

ブラザーグループは、持続可能な社会の構築に向けた環境目標「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」の下、環境負荷の少ない製品開発や、世界各地での植樹活動などの生物多様性保全活動に取り組む一方、2015年からは絶滅危惧動物をモチーフにしたウェブサイトの開設や、ワークショップイベント開催などを通じて、絶滅が危惧される動物に関する啓発活動を行っている。
かねてよりグローバルに生物多様性保全活動に取り組んできたブラザーグループと、地球環境や命の大切さを伝える活動を行う東山動植物園は、ともにSDGs(持続可能な開発目標)達成を目指す両者の想いが重なり、今回の協定締結に至った。

今後、ブラザー工業は「地球のいのちに出会う森」のスローガンの下、東山動植物園が推進する動植物の絶滅を防ぐことを目指す種の保存活動、および人類の活動が動植物の絶滅の一因となっていることなどを紹介する環境教育に関する広報活動を行うとともに、ブラザー工業が作成する東山動植物園の園内・園外の広報物にはブラザーのロゴマークが掲載され、両者で協力しながら活動していく。
また、あらたにウェブサイトを開設し、絶滅危惧種に関する情報配信を行っていく。
同サイトでは、東山動植物園に生息する絶滅危惧種が紹介されるほか、動植物の絶滅につながる原因について知ることができる内容となっている。
その他にも新聞広告やテレビCMなどを通じた広報活動も開始していく。

「広報パートナー協定」締結式には、東山動植物園の水谷 薫東山総合公園長ほか、黒邉雅実動物園長、岡本 誠植物園長、ブラザー工業の小池利和代表取締役会長、 CSR&コミュニケーション部の出原遠宏部長が出席し、式典が執り行われた。

☆東山動植物園へのアクセス
場所：名古屋市千種区東山元町3-70、
交通：地下鉄 「東山公園」駅 3番出口より徒歩3分、または「星ヶ丘」駅 6番出口より徒歩7分。
特設サイトURL↓
https://higashiyama-action.jp/
※使用写真は特設サイトより転写したものです。