神戸製鋼所
加古川製鉄所厚板工場 仕上圧延機リフレッシュ工事!
神戸製鋼所は、加古川製鉄所厚板工場に約150億円を投じ、仕上圧延機のリフレッシュ工事を実施する。工事の時期は2023年度下期、期間は80日間程度を予定している。

神戸製鋼所の厚鋼板は、1968年の厚板工場の稼働以降、安全・安心なまちづくり・モノづくりに貢献してきた。
同社が供給する厚鋼板は、独自の製品として高い耐久性を誇る橋梁向け厚鋼板である「エコビュー®」などをラインアップしている。
また、同社溶接事業部門や技術開発本部と連携し、取引先に対し独自のソリューション提案を実施するなど、特長ある事業を展開している。

仕上圧延機は、加熱炉で加熱したスラブを粗圧延機で幅出し圧延後、製品の板厚まで圧延する設備。同設備投資では、仕上圧延機本体・主機モーターの更新に加え、圧延機の剛性向上等の機能を拡充することで、安定した品質・納期の製品供給体制の強化はもとより、高機能厚鋼板、製造技術の開発を進めていく。

今回のリフレッシュ工事により、同社の厚鋼板の性能、競争力は業界トップレベルとなる。個客のの様々なニーズに応えることを通じ、今後進展する温室効果ガス削減に向けた船舶のリプレースや建築、国土強靭化のための橋梁架け替え等の社会資本の充実に一層貢献し、KOBELCOが実現したい未来である“安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界”の実現を目指していく。

☆備更新の概要
対象設備:仕上圧延機本体、主機モーター。
投資額:約150億円。
工事時期:2023年度下期。
工事期間:80日間程度。
※神戸製鋼所URL↓ https://www.kobelco.co.jp/
  

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