SUS
熊本事業所を増設!
SUS(エスユウエス)は、半導体需要の急増を背景に、東京エレクトロン九州向け専用工場である熊本事業所(熊本県菊池郡菊陽町)の増設を決定した。
2021年7月に着工し、2022年3月の竣工を予定、2022年5月の稼働を目指していく。
従来比最大2倍の供給能力で、国内半導体工場の生産効率と環境性能向上に貢献する。

SUSは、自動車や物流をはじめとする多くの産業界に、生産効率向上と環境配慮の両立を図るサステナブルな生産設備部材として、アルミフレームやパネル、アルミボックスや電動パーツなどのプロダクトを供給している。
東京エレクトロン九州専用工場の熊本事業所では、主に半導体製造装置用の筐体やパネルを生産し、これまで安定した供給を続けてきた。
しかし、世界的な車載向け半導体不足を背景とする旺盛な半導体投資により、供給不足の可能性が出てきたため、このほど増設に踏み切った。
投資額は約6 億円で、工場面積を1.5倍強に拡大するほか、加工機等の設備も増強する。
生産能力を最大で現状の2倍に強化するほか、50名規模の新規雇用も計画している。

同社は、コロナ禍やカーボンニュートラル、米中貿易摩擦によるサプライチェーンの見直しや製造拠点の国内回帰に応え、確かな品質の製品やソリューションを提供することで、日本の製造業の発展に貢献していく。


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