三菱電機
建築設備 CAD Rebro®と連携
三菱電機は、建築設計をサポートする独自ソフトウエア MEL-BIM<空調・換気>シリーズの「空調・換気機器設備設計支援アプリケーション」と、NYKシステムズの建築設備専用CAD「Rebro®(レブロ)」とのデータ連携を12月に開始する。
建設業界で導入が加速するBIM(Building Information Modeling)利用事業者の利便性を高め、建築業務の効率化に貢献する。

三菱電機の「空調・換気機器設備設計支援アプリケーションは、 膨大な技術資料の参照が必要とされる設備設計業務において、同社空調・換気機器を自動選定し、さらに機器リストや製品仕様書など出力も可能で、業務を効率化するほか、空調機器の選定では、設計者が計算した熱負荷と配管の長さをもとに最適な機器を自動選定し、人手による煩雑な配管長補正計算を不要にする。
また、換気機器の選定では、換気に必要な風量と静圧をもとに適正な機器を自動選定し、静圧風量曲線(P-Q 曲線)の確認により最適な機器の絞り込みができる。

今回の連携により、「Rebro®」が出力する機器選定に必要な部屋情報をExcel形式で「空調・換気機器設備設計支援アプリケーション」に取り込むことで、部屋情報の入力の手間を削減できる。また、「空調・換気機器設備設計支援アプリケーション」で選定した三菱電機の空調・換気機器のBIMオブジェクト(※1)が「Rebro®」の3D建造物モデル上に自動配置され、人手によるBIMオブジェクトの選択や機器配置などの設計の手間を削減できる。
※1:設備・機器の3D形状情報と仕様などの属性情報を統合。



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