エマソン
ブランソンブランド75周年 先端産業を技術支援
エマソン(Emerson)は、ブランソン(Branson™)ブランドの誕生から75周年を迎え、本年1月に4,900万ドルを投じ、溶着・精密洗浄テクノロジーの世界統括本社を開設。新社屋は、先進的デザイン、エンジニアリング、接合テクノロジーの分野におけるエマソンの継続的なイノベーションを強化する施設で、医療機器、既存/新規のバイオ・プラスチック・パッケージ、電気自動車、次世代電池などの成長著しい先端産業を技術支援する。

ブランソンは、プラスチックおよび金属溶着、精密洗浄向け超音波技術のブランドとして、超音波製品の範囲を越えて幅広いソリューションを提供し、レーザー、振動、赤外線溶着をはじめ、その他9種類の材料接合技術を開発するなど業界をリードしてきた。

ブランソンは、1946年に研究技師のNorman G. Branson氏がコネチカット州ダンベリーで創立。洗浄および脱脂ほか、非破壊試験および計測分野に高周波超音波エネルギーを活用した。また1963年にはBranson Sonics and Materials(1984年にEmerson Electric Co.(Emerson)によって買収)で開発された超音波溶着で躍進した。超音波溶着は、プラスチックを(後に金属も)結合する方法に画期的変化をもたらした。
創業以来、ブランソンはイノベーションを原動力とし、現在は超音波による洗浄・溶着テクノロジーを基軸に、スピン溶着や振動溶着、ヒートステーキングや熱板溶着のほか、パーツ間の可変性および固有の素材に合わせて自動調整が可能な新しい超音波溶着の機能「ダイナミックモード」(特許出願中)等の独自技術を開発。レーザー溶着テクノロジー、クリーン振動テクノロジー、赤外線溶着テクノロジーなどの「クリーン溶着」アプローチの採用は、これまで以上に加速している。

新設された敷地面積146,000平方フィート(13563.8438㎡)の本社には、研究開発ラボ、広大な製造スペース、セミナー専用トレーニングワークスペース、トレーニングクラス、技術サービス、その他のリソースを兼ね備え、高水準の顧客サポートを実施している。
75周年は、エマソンが今後数か月を通して創意工夫路線を継続し、重要な産業課題を解決するための先進的なブランソン製品を提供していくことを示す、ひとつの節目を意味するもので、エマソン・アセンブリテクノロジー事業部プレジデントのVernon Murray氏は、「私たち一貫した目標を持っています。それは、実績に裏付けられたパフォーマンス、他社の追随を許さない専門知識、材料接合および精密洗浄の用途における幅広いテクノロジーを提供することです。私たちはこれからも専門分野における責任を果たし、すべての人に利益をもたらすよう進歩し続けたいと思っています」と述べている。

■エマソンの溶着、接合、洗浄ソリューションに関する詳細
https://www.emerson.co.jp/ja-jp/automation/welding-assembly-cleaning■エマソン 75周年イノベーションの歴史
https://www.emerson.com/ja-jp/news/automation/21-09-branson-75-years-precision-cleaning-welding-technologies
〈エマソンの概要〉
米国ミズーリ州セントルイスに本拠を置くエマソン(NYSE: EMR) は、技術とエンジニアリングで世界有数の事業規模を誇る企業で、産業向け、および一般消費者、住宅市場向けに革新的ソリューションを提供する。エマソン・オートメーション・ソリューションズは、プロセス産業、ハイブリッドおよびディスクリート製造業者が、エネルギーと運用コストを最適化しつつ、生産を最大化し、作業従事者と環境保護を支援している。エマソンは、人々の快適な暮らしと健康、食品の品質と安全を守り、省エネや持続可能なインフラ整備を支援する製品やシステム、サービスを幅広く取りそろえ、業界をリードするソリューションを提供している。
エマソンの詳細は、
https://www.emerson.com/

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