三菱マテリアル 加工事業カンパニーは、このほど同社が提供する旋削加工用工具4製品が一般社団法人 日本機械工具工業会の「環境調和製品」に認定された。

「環境調和製品」は、一般社団法人 日本機械工具工業会が企業の健全な発展に寄与するとともに、機械工具業界の社会的責任を果たしていくことを目的に業界独自に環境に調和する製品を積極的に評価する制度で、開発コンセプトと企業の環境活動で評価される。

今回、密着性と結晶配向制御技術を強化し、安定性と耐摩耗性を飛躍的にグレードアップさせ、幅広い切削領域に対して安定加工と長寿命を実現した鋼旋削加工用CVDコーテッド材種「MC6125」をはじめ、耐熱合金の切削速度と寿命を飛躍的に向上した超耐熱合金旋削加工用コーテッド材種「MV9005」、チッピングの要因となるコーティングへのクラック進展を抑え、幅広い切削領域で安定加工を可能にした高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8220」、さらに、ねずみ鋳鉄の低速連続加工において抜群の耐摩耗性を発揮する鋳鉄旋削加工用PVDコーテッドCBN材種「BC5110」の4製品が新たに「環境調和製品」に認定された。