三菱マテリアル
連結子会社の株式を譲渡
三菱マテリアルは、100%出資連結子会社である三菱電線工業が保有する連結子会社(100%出資)の菱星システム株式会社について、三菱電線工業が保有する株式の全てをエクシオグループ株式会社に譲渡することで、エクシオグループと株式譲渡契約を締結した。譲渡実行日は2021年12月27日を予定している。

菱星システムは、三菱電線工業の100%子会社として1965年に設立され、三菱電線工業尼崎工場内において電設事業を行うために設立された「大日電設株式会社」(1986年11月に菱星電設株式会社に商号変更)を母体とし、三菱電線工業100%子会社として1989年に設立され、ロードヒーティング等の冷熱事業を行う「株式会社テクノヒート」(2001年7月に株式会社菱星テクノシステムに商号変更)、三菱電線工業の通信建設部門を分社化して1996年に設立した「菱星通信システム株式会社」の3社が2009年に合併し、現在に至っている。

三菱マテリアルは、中期経営戦略における全社方針の一つとして事業ポートフォリオの最適化を掲げており、菱星システムについて様々な検討を重ねた結果、同社と親和性の高い事業を有し、エンジニアリングソリューション事業(通信キャリア、都市インフラ)及びシステムソリューション事業を中心に電気通信工事をリードするエクシオグループに譲渡 し、同社の下で事業を運営することが菱星システムの将来的な成長に資すると判断、資本譲渡を決定した。



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