三菱マテリアル
EFTと金属リサイクル技術の開発に着手
三菱マテリアルは、日本原子力研究開発機構(JAEA)発のベンチャー企業である株式会社エマルションフローテクノロジーズ(EFT)との間で、先進的な溶媒抽出法である「エマルションフロー法」を用いた金属リサイクル技術の共同研究を開始した。
溶媒抽出法は、水と油のように互いに混じり合わない二液間における溶質の分配を利用して目的成分を抽出するための技術で、金属成分を高精度に分離抽出する際に利用されている。
エマルションフロー法は溶媒抽出法の一つであり、液の混合状態を工夫することで、高効率な抽出と環境負荷の大幅な低減を可能とした革新的な手法。
従来の溶媒抽出法に比べ、装置の小型化や制御の自動化が容易であること、ランニングコストを低減できること、装置が密閉構造であるため無臭の作業環境が実現できること、油水分離能力が高く排水による環境負荷が小さいこと等が特色に挙げられる。
本共同研究では、エマルションフロー法の特色を生かした条件最適化、プロセス設計や装置開発を進め、事業化を見据えながら高効率で環境負荷の低いリサイクルプロセスの構築に取り組んでいく。
同社グループは、今後も環境負荷の低減に寄与するリサイクル技術の開発などを通じて、循環型社会の構築に貢献していく。
■EFT社の概要
〈会社名〉
株式会社エマルションフローテクノロジーズ
〈所在地〉
茨城県那珂郡東海村大字白方2番地5
〈代表者〉
代表取締役社長 鈴木裕士
〈資本金〉
4,550万円
〈設立〉
2021年4月5日
〈URL〉
https://emulsion-flow.tech/
溶媒抽出法は、水と油のように互いに混じり合わない二液間における溶質の分配を利用して目的成分を抽出するための技術で、金属成分を高精度に分離抽出する際に利用されている。
エマルションフロー法は溶媒抽出法の一つであり、液の混合状態を工夫することで、高効率な抽出と環境負荷の大幅な低減を可能とした革新的な手法。
従来の溶媒抽出法に比べ、装置の小型化や制御の自動化が容易であること、ランニングコストを低減できること、装置が密閉構造であるため無臭の作業環境が実現できること、油水分離能力が高く排水による環境負荷が小さいこと等が特色に挙げられる。
本共同研究では、エマルションフロー法の特色を生かした条件最適化、プロセス設計や装置開発を進め、事業化を見据えながら高効率で環境負荷の低いリサイクルプロセスの構築に取り組んでいく。
同社グループは、今後も環境負荷の低減に寄与するリサイクル技術の開発などを通じて、循環型社会の構築に貢献していく。
■EFT社の概要
〈会社名〉
株式会社エマルションフローテクノロジーズ
〈所在地〉
茨城県那珂郡東海村大字白方2番地5
〈代表者〉
代表取締役社長 鈴木裕士
〈資本金〉
4,550万円
〈設立〉
2021年4月5日
〈URL〉
https://emulsion-flow.tech/