ゼネテックは、自社特許技術により災害時に家族や大切な人の居場所を自動で通知する防災スマートフォンアプリ「ココダヨ」が、独立行政法人 国際協力機構(JICA)の民間連携事業部が2021年度に実施する「途上国ニーズと民間技術マッチングに係る情報収集・確認調査」の「行政・金融・通信サービスのデジタル化」分野の1社として2021年10月15日付で採択された。

JICAは、開発途上国で重要性が高まっている「低炭素社会の実現」、「行政・金融・通信サービスのデジタル化」、「保健医療・福祉」、および「スマートフードチェーン」の4つの分野において、現地の課題解決に資するイノベーティブな製品・技術・サービスを募集。応募の結果、採択された企業にはJICAが傭上するコンサルタント企業を通じて、調査対象国におけるニーズへの提案製品・技術・サービスの適合性調査および同製品・技術・サービスの普及のためのセミナー開催の機会が提供されるほか、さらにJICAによる支援を受けつつ、(1)製品・技術・サービスの現地のニーズ・課題への適合性を高めるための仮説設定と検証、(2)現地調査の計画と実施、(3)現地調査時のセミナー開催といった検証を行っていく。

ゼネテックの「ココダヨ」は、“地震や風水害等の災害時に1人でも多くの人の命を救いたい”との想いから開発されたアプリで、その対象は日本国内に留まらない。
今回の採択では、サイクロンの被害が多発するバングラデシュを対象に、JICAの支援のもと、この理念を具現化したサービスである「ココダヨ」の市場性をB2C・B2B・B2Gのセグメントごとに確認し、併せて同国の社会に与え得るインパクトも仮説検証し、将来の海外市場開拓のための貴重な足掛かりとしていく。

防災アプリ「ココダヨ」は、特許技術をベースに開発した、災害時に自動で家族や大切な人の居場所を通知する防災スマートフォンアプリ。通信が困難になる前に、直近の居場所を自動的に通知する。
リリース以来、継続的なユーザビリティの向上に取り組んできた結果、現在では累計ダウンロードは66万件を突破(2021年11月時点)し、App Store やGoogle Playのストア版では驚異の利用継続率98%を維持する。
また、NTTドコモの運営される月額制のコンテンツサービス「スゴ得コンテンツ」では、アプリランキングの上位を維持し続けている。
2018年には、総務省が実施する「異能(Inno)vation プログラム ジェネレーションアワード部門」の分野賞を受賞している。

■「ココダヨ」の詳細URL
https://www.cocodayo.jp/