スギノマシンは、このほどWEBサイトに真空乾燥機「EVADRY(エバドライ)」の導入事例動画をアップした。
「EVADRY」は、洗浄後ワークに残った水分を、真空を利用し蒸発させる小型乾燥機。複雑形状のワークも深部まで徹底的に乾燥させながら、電力消費が少なく環境に優しいエコな装置として注目されている。

近年は、カーボンニュートラルの実現に向け、工場のCO₂排出量削減に取り組む製造業が増加している。
真空乾燥は、機内を真空にすることでワークに残る水分を乾燥する装置で、気圧が下がると、水は100℃よりも低い温度で沸騰する。この原理を利用したのが「EVADRY」で、機内の気圧を真空まで下げることで、部品の深部に残る水分まで徹底的に蒸発、乾燥させることができる。

特設コンテンツでは、真空乾燥の原理ほか、エアブローからの代替で消費電力を大幅に削減する検証事例、加えてEVADRYの小型かつキャスター付きで扱いやすい、簡単操作で手作業でのエアブローからの解放、真空ポンプの排熱を利用した高効率乾燥(特許取得済)など、同機の特長ならびに主な仕様を紹介。
さらに用途例として、自動車部品の徹底したワークの水切り、電気機械部品の多数個・異形状ワークの完全乾燥、加えてワークの乾燥やワークの錆発生防止など、EVADRY導入事例動画を紹介している。

このほか、部品乾燥の工法比較や、部品乾燥テストの問い合せ、カタログダウンロード案内を公開している。

■EVADRY動画↓
https://www.sugino.com/site/small-parts-washing-machine/casestudy.html■EVADRY詳細専用コンテンツ↓
https://www.sugino.com/site/small-parts-washing-machine/jm-type-evadry.html