三菱電機
CO₂センサ搭載ダクト用換気扇発売
三菱電機は、CO₂センサ搭載ダクト用換気扇の新製品「機器連携タイプ」を本年5月10日に発売する。
新型換気扇は、室内空間の密閉対策と快適性維持に向け、同社店舗・事務所用パッケージエアコンや同社ダクト用換気扇との連携運転を可能にし、非居住施設を中心とした室内空間における快適性向上と効果的な換気の両立を可能にする。

CO₂センサ搭載ダクト用換気扇「機器連携タイプ」は、店舗・事務所用パッケージエアコンとケーブル接続により、業界初の室内CO₂濃度に合わせた換気・空調の連携運転を実現。ダクト用換気扇がCO₂濃度の上昇を検知し、換気風量が増加するとパッケージエアコンが自動で空調の運転を強くし、室温変動を抑制する。
また室内のCO₂濃度が設定値を超えた時は、換気風量が増加していることをパッケージエアコンのリモコンやアプリに表示。室内の換気状況の確認や、密を避ける空間づくりに貢献するなど、パッケージエアコンとの連携により、室内の快適性向上と効果的な換気を両立する。

さらに同社ダクト用換気扇(CO₂センサ非搭載機種)との連携による換気風量制御機能を新たに搭載。CO₂濃度に応じて換気扇同士が連携して換気風量を自動で切り替え、換気設備が複数台運転している空間で、室内のCO₂濃度に応じた効率的な換気を実現するなど、ダクト用換気扇同士の連携により、効率的な換気を実現する。

価格(税別)は、CO₂センサ搭載ダクト用換気扇「機器連携」タイプ「VD-18ZAGVR6-C」が82,300円、同「VD-20ZAGVR6-C」が101,000円。
同社は、年間4,000台の販売を見込んでいる。



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