三菱マテリアル
スパッタリングターゲット事業から撤退
三菱マテリアルは、高機能製品カンパニー電子材料事業部が所管するスパッタリングターゲット事業から撤退することを決定した。

同社は1983年より、薄膜形成材料のひとつであるスパッタリングターゲットの製造・販売を行ってきたが、同事業は、アジア圏におけるローカルサプライヤーの台頭などにより、近年、競争環境が激化している。
こうした中、同社は中期経営戦略における全社方針の一つとして事業ポートフォリオの最適化を掲げ、同事業についても様々な検討を進めてきたが、将来的な事業環境の改善が見込めないことから、下記のとおり、同事業からの撤退を決定した。

☆事業撤退の概要
(1)対象製品
三田工場にて製造するスパッタリングターゲット製品全般
(2)撤退時期
具体的な撤退時期は製品により異なるが、ユーザーに個別に説明の上で、2023年3月から順次製造・販売を停止し、2024年3月までに事業から撤退する予定。



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