デンヨーと東光高岳は、電気自動車(EV)用急速充電器「HFR1-50B9」と、「LEG-54UST2」を接続することで、災害などによる停電時において利用可能なEV用急速充電システムを構築可能であることを確認した。
同システムは、デンヨーのLPガス一般停電用予備発電機「LEG-54UST2」と東光高岳製のEV用急速充電器「HFR1-50B9」を接続したオフグリッドシステムとなる。

LPガス発電機「LEG-54UST2」は、長期保管性を有するLPガスを用いた発電機で、徹底した防音設計により住宅街や夜間での使用に配慮している。
また、東光高岳製のEV用急速充電器「HFR1-50B9」は、充電方式にCHAdeMO規格を採用し、国内外の幅広い電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車に対応している。
LPガス発電機と急速充電器の連携により、災害などで急速充電器への電力供給が止まった場合においても、LPガス発電機により電力供給が可能となる。
緊急時における電気自動車の継続運用を確実にサポートするシステムとなり、官公庁などの災害の地域拠点に設置することで、地域のBCP対応の実現を支援する。