テレダイン・フリアー
赤外線/可視光デュアル・カメラ発売
テレダイン・フリアーは、無人システム向けの赤外線/可視光デュアル・カメラ「Hadron 640R」を発売した。
同カメラは、解像度640×512の放射温度測定対応Boson®サーマルカメラと64MPの可視光カメラを組み合せ、サイズ・重量・消費電力(SWaP)を最適化した設計で、装置との一体化を可能にする。

Hadron 640Rは、バッテリー寿命や稼働時間が重要な無人航空機システム(UAS)ほか、無人地上車両(UGV)、ロボット・プラットフォーム、成長著しいAI対応アプリケーションに対応し、装置の統合、最適化に貢献する。
Hadron 640Rは、解像度640×512のBoson長波長赤外(LWIR)サーマルカメラを内蔵。全暗やグレアの状況、煙や濃霧でも撮影でき、しかも各シーンの全画素について温度測定値を得ることができる。これに64MPの可視光カメラを追加したことで、エッジ環境でAIや機械学習処理を行うオンデバイス(On-Device)プロセッサにも対応可能な熱画像と可視画像の両方わ得ることができる。

また、コンパクトサイズで軽量かつ省エネ仕様により、UASやUGV等の様々な形態の無人システムに高性能なデュアル・カメラコアを搭載可能な最適条件を整えている。そのうえ周囲の環境からダストや水がモジュールに侵入するのを防ぐ保護等級IP54に対応する。
しかも、Hadron 640Rを用いることで開発コストが抑制できるほか、製品投入までの時間を短縮できる。完全なシステムをテレダイン・フリアー1社でまかなうことができる。

さらにUSBあるいはMIPI互換インターフェースを介した柔軟性の高い60Hz動画出力も備え、米国商務省の軍民両用製品に分類されている。
詳細および購入については下記にアクセス↓
https://www.flir.com/hadron640r

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