神戸製鋼所
NEDO「水素社会構築技術開発事業」に採択
神戸製鋼所・コベルコE&Mは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から公募された「水素社会構築技術開発事業(地域水素利活用技術開発)」に係る水素製造・利活用ポテンシャル調査に対して、「熱によるエネルギー消費が主体の工場の脱炭素化に向けた水素利活用モデルに関する調査」を提案し、2021年12月3日に採択されている。

同調査では、熱によるエネルギー消費が主体の工場の脱炭素化に向けた手段の一つとして、主要なエネルギー消費設備である工業炉・ボイラー等でのCO₂フリー水素の利用を目指した調査を行う。同社高砂製作所(兵庫県高砂市)で実稼働する設備の運転状況の調査により、水素へ燃料転換する場合の技術課題を整理し、水素製造・供給・利用モデルを構築する。

水素ユーザーが既存事業を継続しながら、段階的に水素利用を拡大し、脱炭素化を目指す中長期スパンでの脱炭素化プランの策定に向けた水素利活用モデルを提案する。
同社グループは、工場での水素利活用と脱炭素化の実現に貢献することを目指していく。


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