SEMIジャパン
2022年第1四半期半導体製造装置販売前年同期比5%増
SEMIは6月1日、半導体製造装置(新品)の2022年第1四半期世界販売額が247億ドルを達成したことを発表した。
販売額は前年同期比5%増、前期比では季節変動により10%減となる。

SEMIプレジデント兼CEOのAjit Manocha(アジット・マノチャ)は、第一四半期の半導体製造装置の販売額が昨年同期比で成長していることに関し、「これは半導体業界が生産能力の旺盛な拡大を継続している中での2022年のプラス成長予測に沿ったもの。地域内での半導体製造力強化を推進している北米と欧州は前期比でも好調な伸びを記録している」と指摘する。

詳細データは、SEMI発行の世界半導体製造装置市場統計(WWSEMS:Worldwide Semiconductor Equipment Market Statistics)で提供している。
WWSEMSは、SEMIと一般社団法人日本半導体製造装置協会(SEAJ)が共同で、それぞれの会員企業が提出したデータを集計した世界半導体製造装置産業の販売月額統計レポート。
地域別の四半期装置販売額(10億ドル単位)と前期比および昨年同期比の成長率は下記の通り。


※出所: SEMI (www.semi.org) および SEAJ (www.seaj.or.jp),2022年6月
※注: 数字を丸めているため合計値が合わない場合がある。

SEMIの半導体製造装置市場統計レポート(EMDS)は、半導体製造装置の世界市場の包括的データを提供しており、購読者には次の3種類のレポートが配信される。
◇製造装置市場動向の早期見通しを月毎に提供するSEMI Billingレポート。
◇半導体製造装置の出荷額を世界7地域と24の装置カテゴリーに分類した詳細な月次レポート 世界半導体製造装置市場統計WWSEMS(Worldwide Semiconductor Equipment Market Statistics)。
◇半導体製造装置市場予測を提供するSEMI半導体製造装置フォーキャスト。

統計レポートの購入などのお問い合わせは、SEMIのMITグループ(mktstats@semi.org)、または、日本ではSEMIジャパン カスタマーサービス(jpublication@semi.org)。

(※資料提供:SEMIジャパン)

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