三菱マテリアル
函館市恵山地域の新規地熱開発へ参画
三菱マテリアルは、レノバ、大和エナジー・インフラの新たな事業パートナーとして、「合同会社はこだて恵山地熱(恵山地熱)」へ出資した。
恵山地熱は2016年の設立以来、北海道函館市恵山地域での新規地熱発電所開発を目指して事業開発を進めている。

同社は、長年にわたる炭鉱や金属鉱山の開発・経営を通じて培った豊富な経験と高い技術力を水力、地熱発電に活かしている。地熱発電に関しては、1974年に大沼地熱発電所(秋田県)の運転を開始して以来、澄川地熱発電所(秋田県、1995年運転開始)、山葵沢地熱発電所(秋田県、2019年運転開始)、安比地熱発電所(岩手県、2024年運転開始予定)の建設・操業に中核として関わっている。
同社はこれまでも「地熱等再生可能エネルギーの開発・利用促進」に取り組んでおり、本事業についても出資を通じて同社の経験と技術力を活かし、プロジェクトの成功に貢献する。

■2022年度調査計画概要
恵山地熱は将来の地熱発電所開発を目指し、以下の通り2022年度の地熱資源量調査を開始している。
調査場所:北海道函館市恵山地域
調査内容:大口径調査井掘削調査(坑井掘削、ならびに付帯工事)(※)
調査期間:2022年4月~2023年2月(予定)
※:同調査は独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の「令和4年度地熱発電の資源量調査事業費助成金交付事業」に採択されている。
https://www.jogmec.go.jp/news/bid/content/300377678.pdf
■合同会社概要
名称:合同会社はこだて恵山地熱
所在地:東京都中央区京橋二丁目 2 番 1 号
代表者員:株式会社レノバ
設立年月日:2016年12月9日
出資者:株式会社レノバ、大和エナジー・インフラ株式会社、三菱マテリアル株式会社


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