丸文は、7月13日(水)～16日(土)東京ビックサイトで開催される「2022国際ウェルディングショー」に、金属や樹脂への溶接・溶着を中心とした焼入や肉盛、切断などの様々な加工をテーマにした製品を展示する。出展ブースは、E632。

レーザ溶接ソリューションの見どころは、laserline社ファイバー付高出力青色LDモジュール LDMblueシリーズほか、nLIGHT社産業用高出力ビーム可変ファイバーレーザー CFXシリーズ。銅、アルミ、高反射材料等の安定溶接を可能とする装置やアルミなどの高反射材に対してスパッタレスを実現する光学系について紹介する。

また、3Dプリンティングソリューションでは、nLIGHT社ビーム可変シングルモードファイバーレーザー「AFX」を紹介。同レーザーは3Dプリンタを始めとするアディティブアプリケーションをターゲットにしたシングルモードかつビーム可変機能を持ったファイバーレーザー。nLIGHTがもつ高速変調や反射戻り光対策の特性をそのままに、既存のシングルモードファイバーレーザーの仕様にコアとリングの2層のファイバー構造での7パターンのビームモードの可変技術を加えた。

さらに、レーザー溶着ソリューションでは、Futonics社産業用2μmシングルモードファイバーレーザー「IFL」およびOptical Engines社単一電源モジュールから複数出力可能なダイレクトダイオードレーザー「Hydra」を提案する。
Futonics社産業用2μmシングルモードファイバーレーザー「IFL」は、2μm(2,000nm)の波長を出力する、透明樹脂同士の溶着が得意なファイバーレーザー。吸収剤や接着材を使用することなく透明材同士の溶着が可能。樹脂溶着に使用される一般的な波長(1μm)よりも、2μmの波長のほうが透過性樹脂への吸収において優れている。
また、Optical Engines社単一電源モジュールから複数出力可能なダイレクトダイオードレーザー「Hydra」は、多様な材質の溶接に有効な製品。1台の電源モジュールから最大14chのファイバ出力分岐が可能で、最大2000Wの出力を電源・冷却装置(水冷)が一体化されたモジュールにて実現。793〜1500nmまで選択できる波長幅を持ち、コンパクト19インチラックマウント、2U、4Uモデルを用意している。

このほか、レーザ焼入ソリューションでは、laserline社ファイバー付高出力LDモジュール LDMシリーズを紹介。コンパクト設計でLD・電源・冷却ユニット・メカニカルシャッター・外部コントロールインターフェイスを19インチラックマウントに組み込んだファイバー付LDモジュールで、光変換効率が最大50%と低電力での加工を実現し、トータルコストの軽減に貢献する。

さらに、レーザ肉盛ソリューションでは、laserline社ファイバー付高出力LD装置 LDFシリーズを提案。コントローラを一体化した電源を採用し、より産業用途に適したレーザヘッド一体型構造のファイバー付高出力LD装置で、光変換効率が最大50%と低電力の加工を実現し、トータルコストの軽減に貢献する。

■出展製品の詳細は↓
https://www.marubun.co.jp/info/2022/22592/■2022国際ウエルディングショー専用サイト↓
http://www.weldingshow.jp/
(資料提供：丸文)