ニコン
ドイツのSLM社を買収
ニコンは、金属アディティブマニュファクチャリング(AM)装置の開発・製造における世界有数の専業会社であるドイツのSLM Solutions Group
AG(SLM社)と買収に関する投資契約を締結、全株式取得に向け公開買付けを実施することを決定した。公開買付けは2023年1~6月に完了を想定。買収に要する資金の総額は約840億円となる見込。
SLM社は、マルチレーザー技術を活用した高生産性・大型部品向け産業用金属3Dプリンターの開発・製造における世界有数の専業会社で、宇宙航空、自動車分野等において、世界150以上の有力企業等に対して750台以上のLaser Powder Bed Fusion(L-PBF)方式の金属3Dプリンターを納入している。
ニコンは、2030年のありたい姿として「人と機械の共創する社会の中心企業」を目ざしている。その実現に向け、2025年のありたい姿として「お客様の欲しいモノやコトをお客様にとって最適な方法で実現」可能なソリューション提供の強化を事業戦略に掲げている。
同社は、本買収を通じて、世界中の顧客に革新的なものづくりのソリューションを提供し、金属AMの分野における世界的リーディング・プレイヤーを目ざすとともに、デジタルマニュファクチャリング事業を戦略事業と位置付ける現行中期経営計画の一層の推進を目ざしていく。
具体的には、成長が期待される金属AM領域でのブランド力と市場シェアの獲得、金属AM業界の主流であるL-PBF方式の製造・販売プラットフォームの獲得、SLM社のワールドワイドで多岐にわたる顧客や多様なアプリケーションの獲得、AM領域において経験豊富なSLM社のマネジメントと優秀なエンジニア、セールス人材の獲得を進めていく。
同社は、中期経営計画として映像・精機などの主要事業の安定化とともに、ヘルスケア・コンポーネント・デジタルマニュファクチャリングなどの戦略事業による収益拡大を図ることで2025年度売上収益7,000億円、営業利益率10%以上、ROE8%以上を目ざしている。
※資料提供:ニコン
SLM社は、マルチレーザー技術を活用した高生産性・大型部品向け産業用金属3Dプリンターの開発・製造における世界有数の専業会社で、宇宙航空、自動車分野等において、世界150以上の有力企業等に対して750台以上のLaser Powder Bed Fusion(L-PBF)方式の金属3Dプリンターを納入している。
ニコンは、2030年のありたい姿として「人と機械の共創する社会の中心企業」を目ざしている。その実現に向け、2025年のありたい姿として「お客様の欲しいモノやコトをお客様にとって最適な方法で実現」可能なソリューション提供の強化を事業戦略に掲げている。
同社は、本買収を通じて、世界中の顧客に革新的なものづくりのソリューションを提供し、金属AMの分野における世界的リーディング・プレイヤーを目ざすとともに、デジタルマニュファクチャリング事業を戦略事業と位置付ける現行中期経営計画の一層の推進を目ざしていく。
具体的には、成長が期待される金属AM領域でのブランド力と市場シェアの獲得、金属AM業界の主流であるL-PBF方式の製造・販売プラットフォームの獲得、SLM社のワールドワイドで多岐にわたる顧客や多様なアプリケーションの獲得、AM領域において経験豊富なSLM社のマネジメントと優秀なエンジニア、セールス人材の獲得を進めていく。
同社は、中期経営計画として映像・精機などの主要事業の安定化とともに、ヘルスケア・コンポーネント・デジタルマニュファクチャリングなどの戦略事業による収益拡大を図ることで2025年度売上収益7,000億円、営業利益率10%以上、ROE8%以上を目ざしている。
※資料提供:ニコン