三菱マテリアル・東京工業大学
革新的素材開発の研究拠点設置
三菱マテリアル株式会社(社長:小野 直樹氏)と国立大学法人東京工業大学(学長:益 一哉氏)は、持続可能社会に貢献する革新的な材料およびプロセスに関する研究を行う「三菱マテリアル サステナビリティ革新協働研究拠点」を東京工業大学オープンイノベーション機構の支援のもと設置した。

 この協働研究拠点は、東京工業大学が保有する材料に関する幅広く高度な知見と、三菱マテリアルが蓄積している銅を中心とした非鉄金属に関する材料技術やリサイクルなどのプロセスに関するノウハウを組み合わせて、複合材料や次世代電池、CO₂利活用などに関する共同研究を行っていく。両者の強みを発揮し、単独の研究では困難であった課題に取り組むことにより、持続可能社会に貢献するグリーン・トランスフォーメーション(GX)をキーワードとする革新的な材料およびプロセスなどの創出を目指す。

 両者はこれまでも様々な分野において共同研究を進めてきたが、同協働研究拠点の設置に合わせて、三菱マテリアルは東京工業大学のグリーン・トランスフォーメーション・イニシアティブ(Tokyo Tech GXI)事業に参画し、GX研究を加速させ、社会実装するためのさらなる連携強化を図っていく。
 Tokyo Tech GXIは、グリーン・トランスフォーメーションに向けたオープンイノベーション活動を推進する、令和4年度文部科学省教育研究組織改革分(組織整備)事業。
 
 三菱マテリアルと東京工業大学は、同協働研究拠点を活用して、最先端技術を積極的に取り入れながら技術開発を推進し、豊かな社会の構築に貢献していく。



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